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ハートビートレッズ×PRESS

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岡本拓也「浦和に帰って来た感じがした」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


6月7日(日)に行われたホーム・清水エスパルス戦で、浦和レッズは苦しみながらも、52分に決まった興梠慎三のゴールを守り切り、1−0で勝ちました。これで、今季リーグ開幕から続く無敗記録を15に伸ばし、ホームゲーム8連勝を達成しました。

ただし、2位・ガンバ大阪が引き分けたため、清水戦でのファーストステージ優勝はなりませんでした。しかし、次節、6月20日(土)に行われるアウェイ・ヴィッセル神戸戦は、引き分けでも優勝が決まります。そうした中、清水戦で、今季リーグ戦で初先発となったのが岡本拓也です。

後半途中まで、右センターバックを務めた岡本。公式戦での埼スタのピッチに多少、緊張するものの、「浦和に帰って来た感じがした」と話しました。岡本はフォルカー・フィンケ監督時代、右サイドバックで使われましたが、ケガなどで出場機会を失い、その後、V・ファーレン長崎に期限付き移籍しただけに、それは懐かしい姿でした。

岡本の武器と言えば、一対一の強さですが、清水戦でも存分に発揮しました。試合が終わり、岡本は手ごたえをつかんだものの、「もっとできたはず」と反省しました。

では、一緒に戦ったチームメイトは、岡本をどう見ていたのか。那須大亮が「岡本とやって全く不安はなかった」と話せば、キャプテンの阿部勇樹は「長崎時代と同じポジションをやっていたし、心配しなかったし、まだまだできるはず」と評価しました。久しぶりの完封勝利に岡本は自信を付けたことでしょう。

ただ、今回、岡本は、太ももに違和感を訴えて欠場した森脇良太の代わりに出場しました。また、岡本自身も、試合中に足をつっての交代ということで、「森脇さんのすごさを実感した。追い付けるように頑張りたい」と話していました。

清水戦のように、優勝が決まるかもしれないゲームで、初出場の選手を起用することはまれ。また、森脇がいなければ、阿部を最終ラインに下げ、青木拓矢などを起用する方法もあったはずです。それにもかかわらず、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が岡本を使ったということは、練習でのプレーを評価している証拠であり、岡本もしっかり応えたということでもあります。


こうした選手の活躍はうれしいもの。小さいかもしれませんが、岡本拓也にとっては新たに大きな一歩を踏みしめました。
2015/06/08放送(佐藤)

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