宇賀神友弥「クロスの精度をもっともっと高めて行きたい」
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
浦和レッズは、ここまで9勝3分けの成績で、勝点を30まで積み上げています。総得点数はリーグ最多タイの23で、失点はリーグ2番目に少ない10。攻守にわたり、しっかりと目に見える形で結果を残しています。
シーズン序盤は守備の良さにスポットが当てられていましたが、最近では攻撃陣にもエンジンがかかってきました。直近の数試合を振り返っても、浦和のキーとなる前線の1トップ2シャドーが、ゴールネットを揺らしています。その中で、昨季に増して、強力な武器となっているのが、サイドを起点としたクロス攻撃です。
左ワイドが持ち場の宇賀神友弥は、「中に入ってくる選手の動きが良いだけで、僕のクロスはうまくない」と謙遜気味に話します。しかし、リーグ戦では左からの攻撃が得点を呼んでいます。攻撃の選手は、絶対にクロスが入ってくると信じ、果敢な動き出しを見せ、勢いよくニアへと飛び込みます。宇賀神は「信頼して長い距離を走って、中に入ってきてくれているので、クロスの精度をもっともっと高めて行きたい」と話します。
宇賀神は「ドリブルからクロスを上げるまでの一連の動き」について、チームメイトであり、左サイドのスペシャリストである橋本和をお手本にしていると言います。宇賀神は「(橋本)和くんのクロスを上げるプレーをトレーニングの時はずっと見ている。そこを意識しているので結果が出ているのかもしれない」と笑顔で話しました。
宇賀神の好調なパフォーマンスが相手の脅威となり、対戦相手は浦和の左サイドを警戒。そのことにより、右サイド・関根貴大のドリブルが攻撃のアクセントになるという、新たな「相乗効果」を生んでいます。宇賀神は「チームとして機能しバランスが取れている」と、誇らしげに語ります。
この勢いを「自信と成長」とし、チームは、開幕13試合無敗記録というリーグ記録と、ファーストステージ優勝に向けて歩んで行きます。
2015/05/27放送(石田)
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