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ハートビートレッズ×PRESS

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ヴィッセル神戸・高橋峻希、山田直輝との約束

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


5月5日(火・祝)に行われたACLグループステージ最終節。アウェイのブリスベン・ロアー戦に2−1で勝利を収めた浦和レッズは、5月10日(日)に行われるリーグ戦・アウェイのベガルタ仙台戦に向け、本格的な準備を始めました。

ゴールデンウイーク中は、レッズの試合がない時だからこそ、かつて浦和に在籍した選手の活躍を見た人も、多いかもしれません。5月6日(水・休)に行われ、1−1の引き分けに終わった湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸戦。湘南には坪井慶介と山田直輝が、神戸には徳重健太と相馬崇人、そして、この試合でフル出場をした高橋峻希がいます。

25歳を迎えたばかりの峻希は、今季就任したネルシーニョ監督の下、リーグ戦8試合に出場しています。そのうち4試合はフル出場。首回り、胸まわりが一段と大きくなり、「男っぷり」も良くなってきました。この湘南戦で峻希は、序盤に右サイドに入りましたが、味方選手の負傷交代などにより、途中から左サイドでプレー。攻守ともに良い働きを見せたのですが、当の峻希は「勝てた試合。もったいなかった」と、反省を口にしました。

実は、峻希は今季が開幕した頃、山田直輝とある約束をしていました。それは、この湘南対神戸で同じピッチに立つこと。開幕当初、2人とも出番がなく、それだけに「絶対に出よう」と、1つの目標にしていました。ただ、今回、峻希は約束を果たしたものの、直輝はベンチスタートで、最後まで出番がありませんでした。試合会場でレッズの赤いユニフォームを見かけたという峻希は、「余計に、2人が戦っている姿を見せたかった」と、残念がるとともに「お互いに刺激しあえる存在」と、変わらぬ仲を語りました。これは直輝も同じ気持ちのはずです。

今回、2人の約束は果たされませんでしたが、次回、神戸対湘南は、約2カ月後の7月15日(水)に行われます。峻希はレギュラーの座を確固たるものとし、直輝は自分の力を出し切り、1試合でも多くスタメンを勝ち取るかにかかっています。次こそ約束が果たされることを願います。
2015/05/07放送(佐藤)

写真は2011年ライススポーツセミナーにて。(左から)現在、ヘルタベルリンの原口元気選手、湘南ベルマーレの山田直輝選手、アビスパ福岡の濱田水輝選手、ヴィッセル神戸の高橋峻希選手。

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