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ハートビートレッズ×PRESS

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期限付き移籍中の阪野豊史、Jリーグ初得点でチームの今季初勝利に貢献

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


小休止となっていたリーグ戦も、4月4日(土)から再開されます。浦和レッズは、ホーム・埼玉スタジアムに松本山雅を迎え、勝利を目指します。

さて、J1が小休止の間も、42試合の長丁場となるJ2では、J1に昇格するための「自動昇格の2枠」と「プレーオフでの1枠」をめぐり、熱戦が繰り広げられていました。毎年のことながら、J1昇格は高く険しい、非常に狭き門となっています。

今季、J2で戦う選手の中に、浦和レッズから移籍した選手がいます。栃木SCへ期限付き移籍中の阪野豊史です。FWとして、チームをJ1に導くゴールを狙っています。


浦和ユース出身の阪野は、明治大学時代、得点王に輝いたことがある万能型のストライカーです。しかし、気負いがあったのか、なかなかチャンスを生かせませんでした。「もっと相手に脅威を与えられる選手」になるため、環境を変えるという決断をしたのです。

「20点は取りたい」と口にしていた阪野。開幕から1トップで先発出場を果たしますが、第3節まで、ゴールという結果を残せませんでした。それでも、栃木の阪倉裕二監督には、阪野の起用を続ける2つの理由がありました。

1つ目は、栃木というチームの戦略上、「前線からのハードワークと激しい守備ができる」こと。2つ目は、「タフな局地戦でボールを収められる」ことです。チーム関係者も「前線での起点、前線からの守備ができる」と、浦和レッズで学んだ技術の高さを口にします。

そして、阪野も自分を信頼してくれる監督の起用に応えます。3月29日(日)に行われた第4節・徳島ヴォルティス戦。後半44分、CKから頭で合わせ、チーム2点目となる貴重なゴールを決めました。試合は2−1で勝利。阪野のJリーグ初得点が、チームに今季初勝利をもたらしたのです。


成長をするために壁を破った阪野。若武者の武者修行は、まだまだ続きます。
2015/04/01放送(石田)

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