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ハートビートレッズ×PRESS

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坪井慶介「開幕戦、出る出ないに関係なく、良い準備をしたい」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


3月4日(水)、初めてのホームゲームとなったACLグループステージ、ブリスベン・ロアー戦は、前半3分に失点を喫し、そのまま試合終了。0−1で負け、ACLは2連敗。公式戦3連敗です。気持ちを何とか切り替えて7日(土)のJ1リーグ・ファーストステージ開幕に挑みたいところです。

浦和はアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。開幕戦にふさわしく、チケットは完売です。今週月曜日のコーナーで山田直輝について紹介しましたが、湘南にはレッズから移籍のもう1人、坪井慶介がいます。坪井もここまでけがなく、無事に開幕を迎えそうです。14回目の開幕を、坪井はどう迎えるのか。

「新鮮味はなく、変わりはない。でも、直輝や僕にとって、浦和以外のチームで初めて迎えるので、特別な感じはする」。そう話します。


今年、副キャプテンを務める坪井。湘南では、今まで代表経験豊富なキャリアのある選手の加入はあまりなかったので、坪井は、チームのお手本となっています。クラブスタッフや選手の坪井の評判はどうか。

「浦和のような大きなクラブから来ただけに、インタビューの受け応えがしっかりしている。普段の振る舞いからプロフェッショナルさを感じる」といった声が聞かれます。これは若手だけでなく、中堅、ベテランからも聞かれ、見習う選手が多くいます。

このように、何か特別なことを言うからではなく、その選手に接するだけで、何かを学ぶことができる。これはかつて浦和に在籍し、今シーズン、アビスパ福岡で指揮を執る井原正巳さんの姿そのものです。浦和レッズに加入した2002年、坪井は23歳。井原さんは35歳でした。時を経て、坪井はその年齢を越えようとしています。

「言葉もだけど、どうトレーニングに向き合うか、どう示せばいいのかが大事。井原さんは当時、僕らに細かく言わなかった。井原さんがそうだったように、良いと思った部分だけを周りの選手が感じてもらえばいい。僕も若い選手にかなり刺激を受けています」坪井はこう話します。

「試合に出る、出ないに関係なく、良い準備をしたい」

プロ14年目・今年36歳。湘南で、さらに円熟味を増す坪井慶介です。
2015/03/05放送(佐藤)

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