レディース加藤千佳、次節も勝点3を取るために
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
浦和レッズは11月3日(祝・月)、アウェイで横浜F・マリノスと対戦しました。結果は1−0の完封勝利。もちろん、首位キープです。また、浦和レッズレディースも、トップチームと歩調を合わせるように、首位を走っています。このまま順調に勝利を積み上げて行けば、男女でアベック優勝も夢ではありません。
11月1日(土)に浦和駒場スタジアムで行われた、ジェフユナイテッド千葉・市原レディースとの試合では、11分に先制されましたが、55分にPKで同点に追い付くと、68分には、右サイドから崩して流れの中から追加点を奪い、鮮やかな逆転勝利を収めました。
決勝点を決め、勝利の立役者となった、MFの加藤千佳は、気迫のこもったプレーで、左サイドを活性化させていました。加藤は、「先制点を入れられて悔しかった。でも、負ける気はしなかった。一丸となって攻めて、勝てた」と、笑顔で話してくれました。
この試合の生命線になったのは、セカンドボールでした。トップチームと同様に、セカンドボールをどちらが制するかは、試合の主導権を握る上で欠かすことができないプレーです。
浦和レッズレディースは、この試合に勝つ条件として、千葉のストロングポイントである「球際」で勝負するため、相手に一歩でも早く体を寄せることを意識し、徹底的に練習を積みました。そして、試合で出し切ったのです。また、苦しくても一人一人がチームのために走り切る「フォア・ザ・チーム」を徹底することで、試合を有利に運べたのです。その証拠に、千葉の三上尚子監督は、「千葉は流れが悪く、守備的になり、レッズにズルズルと、やられてしまった」と、悔しげに語りました。
「課題を整理し、クリアして行く」。今季、チームの吸収力がとても高いことが伺えます。
今週11月8日(土)には、2位の岡山湯郷Belleとアウェイで直接対決。加藤千佳は「次節も負けられないので、勝点3を取るために、みんなで一丸となりたい」と、チーム全員の結束を強調しました。
なでしこ・エキサイティングシリーズ上位リーグは、残り3試合。次の試合に勝つことで、タイトルに大きく近づきます。浦和の熱さはトップチームだけではない。浦和レッズレディースも、戦う選手から熱気を感じます。
2014/11/05放送(石田)
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