back

ハートビートレッズ×PRESS

top
西川周作「良い練習ができれば、良い試合ができる」

何とも消化不良な試合となりました。10月22日(水)、冷たい雨が降り続く中、埼スタで行われたヴァンフォーレ甲府戦。浦和レッズは甲府の固い守りを崩そうと、ゴールに迫りました。一方、甲府にも「あわや」というシーンを作られ、ヒヤヒヤしましたが、終わってみれば、前回の対戦と同じくスコアレスドロー。決着がつかず、勝点1を拾いました。

試合後、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「結果には満足していないが、今後につながる勝点1となった」と評価する一方、攻撃の形が作れなかったことには、「仙台戦の敗戦もあり、慎重になりすぎた」と分析しました。サッカーは身体を使った競技ですが、こうした選手個々の微妙な心理が試合を作ることを、あらためて分かりました。

確かに点は入りませんでしたが、ゼロで抑えたことは評価できます。前節のベガルタ仙台戦で4失点。しかも、中3日の日程で甲府戦と考えれば、しっかり修正できた内容です。

では、なぜ、できたのか。西川周作の言葉から、そのヒントが分かります。「試合前日の練習が素晴らしかった。『基本的なことを大事にしよう』と話し、コミュニケーションを取って、良い練習ができた。だから、より球際に強く行けたし、終盤になって押し込むシーンを多く作れた。良い練習をしたからこそ、良い試合ができたと思う」。こう話します。いかに普段のトレーニングが大事なのかが分かります。


それと同時に、負けた時、原点に戻れるベースがあることが、いかに大事かも分かります。「良い練習ができれば、良い試合ができる」。西川の一言に尽きます。

さて、順位表を見ますと、2位のガンバ大阪が柏レイソルに敗れたことから、勝点差は5に広がりましたが、3位に浮上した川崎フロンターレとは勝点差6。次は、10月26日(日)アウェイ・鹿島アントラーズ戦です。ミシャ体制になり、リーグ戦負けなしの相性の良い相手ですが、残り5試合、何が起こるか分かりません。

さぁ、きょうも練習があります。練習、練習、また練習。その先に、タイトルの4文字が待っています。
2014/10/23放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。

10〜12月待受けカレンダー公開



(c)REDS PRESS