大谷幸輝、ギラヴァンツ北九州で全試合フル出場
J1リーグは残り11試合となりましたが、J2も同じく、残り11試合。湘南ベルマーレと松本山雅が頭ひとつ、ふたつ抜け出ており、J1昇格が現実味を帯びています。
こうした中、現在4位につけているのがギラヴァンツ北九州。北九州のゴールを守っているのは、今年、浦和レッズから期限付き移籍をしている大谷幸輝です。
大谷は、これまで31試合全てのゲームでフル出場。9月14日(日)、アウェイのジェフ千葉戦では、北九州の3倍・24本ものシュートの猛攻を受けるも、堅守速攻で3−1の快勝。セットプレーから失点を喫したものの、幾度もスーパーセーブを見せました。大谷は、「相手に押し込まれているので慣れているが、判断に迷いがあった。反省点ばかり」と振り返りました。
恵まれた体格と才能がありながら、浦和で出番がなかった大谷は、充実の時を迎えています。「浦和での練習は面白く、刺激になった。でも、公式戦は全然違う。J2はいろんなチームがあり、順位が下のチームでも、決して油断できない緊張感がある。だから面白いし、楽しい」。そう話します。
また、試合が終わると、勝っても負けても、守備陣が集まって、どこを修正すればいいのか、毎試合、話し合っています。そうした積み重ねが、今の4位という順位へとつながっています。以前は、試合感がなかったため、練習試合で大学生相手に失点を重ね、悔しい思いをした大谷ですが、すっかり一人前の選手となりました。
その北九州ですが、20日(土)に行われる次節の相手は3位のジュビロ磐田。現在、磐田と勝点差は1。勝てば、3位に浮上します。浦和を離れた選手の活躍は、われわれにとっても、うれしいものです。
2014/09/16放送(佐藤)
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。