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ハートビートレッズ×PRESS

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高橋峻希「埼スタの試合ではスタメン出場で」

浦和レッズは、静岡合宿の最終日である6月29日(日)にヴィッセル神戸と練習試合を行いました。今季、J1復帰を果たした神戸は外国籍選手を補強し、現在、リーグ3位と良い位置につけています。この神戸に、浦和レッズからジェフ千葉に1年半の期限付き移籍を経て、今シーズン、完全移籍したのが高橋峻希です。


ここまでリーグ戦12試合に出場。今季から背負う背番号2はクラブの期待の表れ。本人は、まだ2番がシックリこないようですが、期待通りの活躍をしています。

神戸に主力として、迎えられた峻希。プレースタイルにも変化がありました。これまでは、相手陣内の深いスペースまでドリブルで持ち込んでクロスを上げ、得点が期待できるシーンでは、ふんわりとした「山なり」のクロスが多く見られました。しかし、今季は今までと違い、鋭いクロスを上げています。

これは日頃のトレーニングとヴィッセル神戸の雰囲気にあるようです。峻希は、「今のチームは、失うものが何もないという雰囲気。自分の気持ちもリスクを気にせずに、突っ走っている。以前に比べ、思い切ってスルーパスを出せている」と話します。つまり、チーム全体の前向きなムードに、峻希は良い影響を受けていることが分かります。神戸がリーグ3位の現状もうなずけますが、「もったいない試合もあって、不完全燃焼。 もっと、やらなければ」と、峻希は気持ちを込めます。

その峻希ですが、浦和との練習試合では控えに回りました。さまざまな選手をテストしたい。そんな監督の考えもあるのでしょうが、峻希は危機感を持っています。「今度、埼スタでの試合の時は、スタメンで出られるよう、レギュラーを確保したい」そう話しました。


ユースからずっと見続け、応援している選手が浦和を離れることは寂しいことでしたが、新天地での活躍を聞けば、やはりうれしいもの。高橋峻希は神戸で良い刺激を受けているようです。
2014/07/01放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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