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ハートビートレッズ×PRESS

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柏木陽介、連戦は嫌いじゃない

大型連休の5連戦を前に、チームは4月に入ってから公式戦5連勝と勢いに乗っています。その浦和レッズの魅力であり長所は「攻守の切り替えの早さ」と「後方からのビルドアップ」です。そして、こうしたプレーを体現しているのが柏木陽介なのです。

今季はトップ下というより、「ボランチの柏木」のイメージが強くなりました。われわれが見る限り、平均点以上のプレーができているように思いますが、柏木自身は納得していないようで、「まだ、身体がボランチの仕事に慣れていない。イメージと実際のプレーが追い付いていない」。そう自分を厳しく評価しています。さらに、柏木は「自分に対して『もどかしさ』がある。ひと皮向けて、自分が変わっていくしかない」とも話しました。


「うまくなりたい」「もっとチームに貢献したい」と強く思う柏木には、ある悩みがあります。それは「腰の違和感」です。

ここまで柏木は公式戦11試合中10試合に出場。欠場したのは、リーグ戦のアウェイ・ヴィッセル神戸戦のみです。本当は休みながら、調整したいところですが、柏木は「替えのきかない」選手。腰の状況を見ながら、試合に出ています。そのため、日ごろのトレーニングから入念なケアを怠りません。「腰は良くなってきているし、連戦は嫌いじゃない。そのなかで調子を上げていく」と、柏木は前向きです。

柏木は浦和で5年目。年齢も26歳とアブラが乗る時期を迎え、もう一段階ステップアップしようとしています。そして、柏木陽介のパスが攻撃のスイッチとなり、チームに「勝点3」をもたらすのです。
2014/04/23放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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