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ハートビートレッズ×PRESS

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森脇良太、ここ数年のジンクスを破りたい

4月16日(水)に行われたナビスコカップ、ホーム・徳島ヴォルティス戦は、後半アディショナルタイムに濱田水輝のゴールが決まり、4−3で何とか勝利。公式戦4連勝を達成できました。3点も取られてしまったことは課題ですが、最後まで諦めず、4点決めたことは収穫です。また、得点が濱田、矢島慎也、阪野豊史と、ユース出身選手であることもうれしいです。

次はリーグ戦。4月19日(土)に行われるJ1第8節、ホーム・川崎フロンターレ戦。川崎Fには、過去、何度も煮え湯を飲まされました。昨季は0−4、1−3と、いずれも大量失点で敗戦し、川崎F自慢の攻撃を前に、なす術なし。守備がことごとく崩壊しました。浦和レッズとしては、どう守るかというよりも、いかにバランスを崩さず、攻められるか。ここにかかっています。

この川崎F戦のリベンジに燃えているのが、右センターバックの森脇良太です。森脇の役割は攻撃の起点となり、マッチアップする。そして、川崎FのFWレナトをまず止めること。今まで、初めはマークできていても、時間の経過、そして、試合の状況とともに、攻めに出ざるを得ず、結局はレナトにやられてしまいました。森脇もひどく反省しており、「ここ数年のジンクスを何とか破りたい」と話しています。


その森脇が試合前、心に思うことがあります。それは「自分がヒーローになりたい」という気持ち。ご存じの通り、ミシャサッカーは、誰か1人に頼らず、全員で戦うサッカー。当然、自分だけ目立つプレーをすることではありません。

「チームを生かすプレーをしたい」
「劣勢のとき、チームを助けるプレーをしたい」

そして、できれば、自分のゴールで試合を決めたい。その思いが伝わる場面が、去年7月。第18節、アウェイ・ジュビロ磐田戦での「ロスタイム弾」。あのシーンが思い出されます。「気持ちには引力がある」。これは森脇の座右の銘です。

ヒーローになりたい。ジンクスを破りたい。こうした思いが、名古屋グランパス戦、徳島戦のアディショナルタイムのゴールとなり、次節・川崎F戦の勝利につながるのです。

さて、FM NACK5では4月19日(土)16:50からNACK5 SPORTS SPECIALサッカースタジアムライブ2014「浦和レッドダイヤモンズ対川崎フロンターレ」を中継します。ぜひ、埼玉スタジアムにラジオを持って、お出かけ下さい。
2014/04/17放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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