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ハートビートレッズ×PRESS

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坂本和哉、浦和での経験があったから今の自分がある

3月25日(火)、U−19日本代表が、千葉県市原市を中心に活動する関東サッカー一部リーグのVONDS市原と練習試合を行いました。浦和の関根貴大が先制点を決め、U−19日本代表が2−1で勝ちました。

さて、VONDS市原で指揮を執るのは、かつて浦和レッズに所属した西村卓朗監督です。このカテゴリーでは少ない「ボールを丁寧に運ぶサッカー」が、浸透しているチーム。最後まで頑張る選手たちの姿勢は、現役時代の西村監督そのものであります。

試合が終わり、西村監督は、「もう少し、できた部分はあった。でも試合はチームにとって良い機会になった」と話しました。

実はこのチームに、今年から加入した元・浦和の選手がいます。それは坂本和哉です。覚えていますでしょうか。試合では主にセンターバックで起用され、最終ラインから何本も正確なロングパスがわたりました。坂本は2006年、熊本・大津高校から入団。その後、2009年にJ2ファジアーノ岡山に移籍。一時、カマタマーレ讃岐に所属し、紆余曲折を経て、今年からVONDS市原の一員となりました。


坂本がいたころの浦和は、綺羅星のごとく代表選手がいたときでした。坂本は当時を思い出し、「練習についていくだけで、必死だった。自分はもっとできると思っていたけど、結果的に、ギリギリ以下だった」と話す一方、「あの時があったからこそ、今の自分がある」と、浦和での経験がサッカーを続ける原動力となっています。

その坂本は2011年7月に結婚。現在は、西村監督が紹介した職場で毎日働きながらサッカーを続けています。

「熊本訛り」がいまも抜けない坂本和哉。この日、数は少ないもののVONDSサポーターから応援を受けました。今年の背番号は「17」。お近くの方は、ぜひ坂本和哉に声援を送ってください。
2014/03/27放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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