村井満チェアマンの目指すスタジアム
横断幕問題の処分を受けて、Jリーグ史上初となる無観客試合が、3月23日(日)、埼玉スタジアムで行われます。
今回の処分について「重すぎる」または「軽いのではないか」と、さまざまな意見や反応がありました。ただ、この問題について、Jリーグの決断が迅速だったことは、高く評価されています。また、2月に就任したばかりの村井満チェアマンにとって、大きな初仕事であり、Jリーグの立場を示すことができました。さらに、会見では、丁寧で分かりやすい説明だったことも、評価された点でした。
朝早く自宅を出て、帰宅は深夜になり、多忙を極める村井チェアマン。そのチェアマンが、監督、選手、審判団など、全てのJリーグ関係者に、終始一貫して伝えていることがあります。それは、「笛が鳴るまで、全力でプレーしてほしい」ということです。「オリンピックで見られたような、全力でプレーする美しさを見せてほしい」。チェアマンは、そう話しています。
サッカーは人々を楽しませる興行。それならば、舞台装置としての環境が充実しなければなりません。その1つがスタジアムです。チェアマン室には完成予定のスタジアム、そして現在、計画中のスタジアムの完成予想図が壁に貼られています。
日本全国にサッカーが浸透し、お年寄り、家族連れ、カップル、子供たち、誰もが楽しめる場所にしたい。これが村井チェアマンの目指すスタジアムの姿です。チェアマンは「喜びも悔しさもあるサッカーは人生の縮図であり、生涯を通じて、共有できる空間なんです」と話します。
そんな村井チェアマンが、これからのJリーグをどうしていきたいのか。詳しくは3月22日(土)朝6時から、FM NACK5「FUNFUN SOCCER」のインタビューコーナーをお聞きください。
2014/03/20放送(佐藤)
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。