back

ハートビートレッズ×PRESS

top
最終節。良い雰囲気でヤマさんが、あいさつをできるように

長かったリーグ戦も、あと1試合。12月7日(土)、浦和レッズは、埼玉スタジアムで開催されるホーム・セレッソ大阪戦でリーグ戦を終了します。すでにチケットは完売となりました。

このホーム最終戦で、浦和は2つの大事なミッションを実行しなければなりません。

まずは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を手にすること。4位に後退した浦和ですが、セレッソに勝てば、自力で出場権を得ることができます。

そして、もう1つ。20年間浦和ひと筋で戦い、今シーズン限りでの退団が決まった山田暢久に勝利をプレゼントし、最後の花道を作って送り出すこと。これはクラブ・チーム全員の思いであり、スタジアムに集う、5万人のサポーターの願いでもあります。


いつもひょうひょうとして、あまり他人のことは意識していない、そんなイメージのある山田暢久ですが、実はそうではない一面も。隠れたところで、チームメートをしっかりケアしていました。

その1人が、森脇良太です。広島から移籍して、初めての関東での生活。森脇が自分の家から、練習場までの道のりを覚えるだけで精いっぱいだったとき、山田暢はチームに早く馴染(なじ)めるようにアドバイスしたり、浦和の街を案内したりするなど、プライベートで面倒を見てくれたそうです。

森脇は山田暢について「一瞬にして好きになった」と話します。そして、「最終節、良い雰囲気でヤマさんが、あいさつをできるように、もっていきたい」と話しました。

退団セレモニーは行われるようですが、何より山田暢がたとえ短い時間でもピッチに立ってプレーする姿を私たちは見たいのです。

「終わり良ければ全て良し」という諺(ことわざ)があるように、土曜日のセレッソ大阪戦はACL出場のため、そして、山田暢久のために、勝って2013年を笑顔で締めくくりたい。そう願っています。


さて、FM NACK5では、12月7日(土)15時20分からJリーグ最終節「浦和レッドダイヤモンズ  対 セレッソ大阪」を中継します。ラジオを持って、ぜひ埼スタへお出かけください。
2013/12/04放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



(c)REDS PRESS