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ハートビートレッズ×PRESS

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宇賀神友弥、悔しさをバネにリーグ優勝する

11月2日(土)のナビスコカップ決勝のメンバー表を見ますと、鈴木啓太や平川忠亮など、これまで何度も決勝の舞台に立った選手がいる中、初めてファイナルのピッチに立った選手がいます。それは、宇賀神友弥です。

試合が終わり、宇賀神は「一発勝負に勝って優勝できれば、成長につながると思っていた。まだ成長していないなと感じる」と、反省する一方、「逆に言えば、まだ『伸びしろ』があるということ」とも話しています。思えば、宇賀神はリーグ戦で91試合出場しており、すっかり主力の1人となりました。

その宇賀神は、ナビスコ決勝へ強い思いがありました。2年前、2011年決勝前日。先発予定だった宇賀神は練習中にケガをしてしまい、出場できませんでした。当時について宇賀神は「出た選手は負けて悔しかったと思うけど、僕はそれ以上に悔しい思いをした」と話しています。

そして、今回は、念願の先発フル出場したものの、1点が重くのしかかりました。「目を閉じると、『あのとき、こうプレーすれば良かった』と思ってしまい、なかなか寝られなかった」と話すとともに「試合は待ってくれない」と、気持ちを残り4試合に切り替えています。


次節は11月10日(日)に開催されるアウェイのベガルタ仙台戦です。データを見ますと……。2010年、仙台がJ1に復帰してからリーグ戦で七度、対戦していますが、浦和は一度も勝っていません。難敵中の難敵と言って良いでしょう。以前の仙台戦で、宇賀神は自分のミスから、致命的な失点につながり、悔しい思いをしました。

「自分たちの強さを証明するには、優勝しかない」

これは宇賀神だけでなく、チーム全員の思いなのです。
2013/11/05放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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