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ハートビートレッズ×PRESS

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関口訓充、先発のチャンス

今シーズンの浦和レッズの試合は、リーグ戦5試合とナビスコカップ決勝戦を含め、残すところ6試合となりました。浦和はリーグ戦、現在2位。首位の横浜F・マリノスとの勝点差を2にして、再び射程距離に捉えています。

チームの雰囲気も良く、サッカーの内容も良くなっていますが、不安な点もあります。それは、イエローカードの数です。先日のアウェイ・鹿島アントラーズ戦では興梠慎三、森脇良太の2人がイエローカードを受け、次節の柏レイソル戦、出場停止となりました。さらに、主力選手5人が、あと1枚で次節出場停止という「きわどい」状況となっています。

ここで期待されるのが出番を待ち続けた選手の活躍です。その1人が、関口訓充です。


関口と言えば、「さいたまダービー」で、移籍後初のゴール。そして、ナビスコカップ準決勝第2戦・川崎フロンターレ戦では、決勝点をアシスト。存在感が出ています。関口は「出場時間が短くても、腐らずやってきたことが終盤になって結果として出ている」と話しています。

確かにそうかもしれません。ベガルタ仙台では、ほぼレギュラーで戦っていた関口。様々な気持ちがあったでしょう。しかし、関口は練習から全力を出すことによってアピールし続けました。その姿に森脇良太は「我慢強く、練習していたのを近くで見ていたので、活躍は本当にうれしい」。そう話しました。

こうした頑張りが実を結ぶチャンスが関口に訪れそうです。柏戦で興梠が出場停止により、原口元気、マルシオリシャルデスの選択肢もありますが、1トップで機能した関口にも先発のチャンスがあります。


さらに、来月10日には古巣・仙台との対戦です。浦和は仙台に対して、少々、苦手意識があることから、それを払拭(ふっしょく)する活躍が期待できます。

さて、鹿島戦後3日間のオフが空けた水曜日から練習が再開しました。リーグ戦は残り5試合、関口訓充がタイトルのカギを握るかもしれません。
2013/10/23放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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