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ハートビートレッズ×PRESS

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浦和レッズレディース後藤三知、フォワードとして結果にこだわりたい

9月8日(日)、浦和レッズレディースはカップ戦を終え、再びリーグ戦の舞台に戻ります。次の対戦相手は、苦手意識の強いジェフユナイテッド市原・千葉レディース。試合は、ホームの浦和駒場スタジアムで行われます。

3月に開幕したプレナスなでしこリーグも、残り9節となりました。浦和レッズレディースは、前半戦で苦戦を強いられ、現在10チーム中、8位。目標は「リーグ残留」です。この夏、監督交代も経験した中で、浦和はとにかく上を目指すだけなのです。


そんな状況の中で、奮闘しているのがキャプテンの後藤三知。 開幕戦こそ勝利を挙げたものの、その後は6連敗。選手は、これまで感じたことのない敗北感に苦しめられていました。後藤も初めて任されたチームキャプテンとして、連敗も、監督交代も、重く責任を感じていました。「もしも、自分がチームを前向きに引っ張れたら」考えることは、いつも同じです。

しかし、リーグ戦の一時中断期間中に行われたカップ戦の成績は、3勝3敗2分。残念ながら予選敗退でしたが、ここ最近の4試合は負け知らず。この夏、走ることを含めてしっかりと練習を積んだ結果が出てきました。後藤も「負けなかったことも、今のチームにとっては、前向きになれる材料」と手応えをつかんでいました。そして、「何としてでもチームを残留させる」と力強い言葉を残しました。

後藤は、加入5年目の選手です。キャリアの大半は早稲田に通いながら浦和レッズレディースの一員としてプレーする学生選手でした。大学を卒業し、社会人選手となった今、思うことは「自分はいつも周りの先輩に甘えていた。その先輩がチームを去り、自分の力のなさを痛感した。チームの主力選手だと、サポーターの皆さんから認められ、そう呼ばれるためにも、フォワードとして結果にこだわりたい」と、自主トレも精力的に励みました。結果はまだまだじゅうぶんに表れていませんが、その後藤の努力の姿勢も、キャプテン就任につながっているのでしょう。


今年の浦和レッズレディース、ひたむきに取り組む選手がそろっています。9月8日(日)のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦は、夕方5時キックオフ。浦和駒場スタジアムに、浦和レッズレディースをぜひ見に来てください。
2013/09/04放送(有賀)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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