7月26日(金)、観客4万人が入りました「さいたまシティカップ2013」。アーセナルとの一戦は1−2で浦和レッズが敗れました。勝敗も大事ですが、まずまずの内容。今週水曜日から始まった連戦に弾みをつけました。
このアーセナル戦で、山田直輝が1年4カ月ぶりにピッチに登場しました。万雷の拍手の下、山田直輝はトップ下で前半45分、出場しました。直輝は「ボールをキープする回数は少なかったけど、プレーできる喜び、幸せを感じた」と話しました。
こうした直輝のプレーをTVで見ていた人がいます。現在、J2のジェフ千葉に期限付き移籍をしている高橋峻希です。
7月27日(土)、ホーム・徳島ヴォルティス戦で峻希は左サイドバックで先発フル出場しましたが、チームはミスから失点。結果は1−2で敗戦、7連勝とはなりませんでした。プレー自体は、それほど悪いものではありませんが、本人は納得がいかず、口も重かった峻希。しかし、山田直輝の話になると、その表情は一変。明るくなりました。
「まだ顔は丸っこいけど、プレーは変わっていないな〜と感じた。自分も直輝も、お互いに上に行けるように頑張りたい。直輝だけじゃなく、阪野とか同期もいたので、見ていて楽しかった」。そう話していました。
この言葉を日曜日の練習後、直輝に伝えると、こんな言葉が返ってきました。「峻希の出ているゲームは見ているし、そのほか知っている選手、お世話になった選手の試合は必ず見ている。峻希は絶対、浦和に帰ってくる。そう思っています」と答えました。