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ハートビートレッズ×PRESS

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那須大亮、サポーターの気持ちにプレーで応えたい

これまで浦和レッズに所属した選手を振り返って見ますと、高い技術を持ったテクニシャンや、相手の守備を切り裂くドリブラーが多くいましたが、気持ちをむき出しにして戦うファイター系、いわゆる闘将系の選手は意外に多くありません。挙げるとすれば、現役時代のギド・ブッフバルト、そして、田中マルクス闘莉王。また、トルコ代表のアルパイ・オザランが当てはまるでしょうか。

そして、今は那須大亮です。ケガを恐れず、戦うプレースタイルは、観客の胸を打ちます。6月23日(日)、ナビスコカップ・準々決勝の第1戦アウェイ・セレッソ大阪戦でも、そんな那須のプレーが見られました。

2−0で迎えた終盤。まずは1点を返そうと猛攻をしかけるセレッソ大阪。ペナルティーエリア内に進入した次期エース候補・FW南野拓実のシュートを、那須が身体を張ってブロック。いきおい余って、わき腹をゴールポストにうちつける激しいプレーを見せ、失点を防ぎました。

これだけではありません。今年は、試合中に相手選手と接触し、サッカー人生、3度目の鼻骨骨折。それでも「たいしたことないっす」と意に介しません。

なぜ、そこまで身体を張って、那須はプレーするのか?

「ゴール裏のサポーターが気持ちを後押ししてくれる。ある意味、命がけで応援してくれるのだから、その気持ちにプレーで応えないとダメでしょ」

そう笑いながら答えます。勇ましい、薩摩隼人らしい、那須の心意気です。


安定感ある守備、そしてセットプレーでは、スタジアムをワクワクさせる那須。6月30日(日)ナビスコカップ・準々決勝の第2戦、埼スタのセレッソ大阪戦でも、きっと見せてくれるでしょう。

試合前日、6月29日(土)午前6時から、ファンファンサッカー(FM NACK5)では、その那須大亮がインタビューコーナーに登場します。どうぞ、お楽しみに。
2013/06/27放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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