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ハートビートレッズ×PRESS

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ロブソン・ポンテがやってくる

リーグ戦3試合、勝利のない浦和レッズですが、5月11日(土)の鹿島アントラーズ戦は、久しぶりに5万人のファン・サポーターで埼玉スタジアムが埋まりそうです。

試合当日は、ちょっとしたお祭りとなります。

Jリーグ20周年記念として、浦和、鹿島、両チームにゆかりのある選手が埼スタにやってきます。鹿島は、アルシンド。そして浦和は、ロブソン・ポンテです。


ポンテほど浦和を愛し、愛された外国人選手はいません。

在籍中、浦和駅周辺では、奥さんを連れて、食事や買い物をする姿が見かけられました。道行く人は、ポンテの存在を知りながらも、2人をそっと見守っていました。こうした街の温かい雰囲気を、ポンテは愛していました。

また、ポンテが浦和を離れることが決まったとき、ほかのチームからオファーが届きましたが、ポンテは「浦和と対戦したくない」とオファーを断り、ブラジルに帰ったのです。

浦和を去ったポンテはその後、何をしていたのか?

ブラジルの小さなクラブに所属していたという話、指導者を目指しているという噂(うわさ)もありました。しかし、実際はどうなのか。

ポンテと親交のあるクラブスタッフの話によりますと、現在、ブラジルで建設資材を扱った会社を営んでいるそうです。今現地はワールドカップの準備のため、建設ラッシュ。会社は順調に進んでいるということです。

5年半、浦和の選手として戦い、2007年にはJ1ベストイレブン、MVPに輝いたポンテ。そのポンテが埼スタに戻ってきます。彼の前で恥ずかしい試合はできません。

ポンテは今の浦和のサッカーを見て、何を思うのでしょう。

「もう一度、ピッチに立ちたい」

そう思わせるサッカーを、われわれも期待しましょう。
2013/05/09放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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