槙野智章、まずはクラブでしっかりやる
3月26日(火)に行われたワールドカップアジア最終予選、日本代表はヨルダンに敗れ、来年ブラジルで行われるワールドカップの出場権獲得は、6月4日(火)に埼玉スタジアム2○○2で行われる、オーストラリア戦までお預けとなりました。
その中、虎視眈々(たんたん)と代表復帰を狙う選手がいます。槙野智章です。
槙野は、4年前の最終予選では代表メンバーに選ばれていました。前回の南アフリカワールドカップ出場を決めたウズベキスタン戦も、ベンチ入りこそできませんでしたが、ピッチの脇でその瞬間を迎えました。しかし、今回の最終予選のメンバーに彼の名前はありません。
ヨルダン戦をテレビで観戦することになった槙野は「立場で言えば後退してしまったように感じるけれど、トータルで言ったら成長していると思う」と話します。
昨シーズン、3位でシーズンを終えたチームの原動力となり、今シーズンも好調のチームを支える自信が、この言葉に表れています。そして、「日本代表は全ての選手が目指す場所だけれど、クラブよりも代表となってはいけないと思う」とも話しました。
槙野は日々、「まずは、クラブでしっかりやることが大事」と口にしています。
その上で「代表は全ての選手が目指す場所。2014年にワールドカップのピッチに立てるように、もっともっと成長しなければいけない」と前を見据えています。
槙野が話す通り、代表に復帰するには、チームでの活躍、タイトル獲得が一番のアピールとなることでしょう。そして、今シーズンはそのチャンスがじゅうぶんあります。
駒が少ない日本代表の最終ライン。2014年、槙野智章がブラジルのピッチに立つことも夢ではありません。
2013/03/27放送(友醐)
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