2012シーズンを振り返る『濱田水輝 悔しさをバネにして』(2012/11/27放送分より)
ペトロヴィッチ監督が、よくこの言葉を口にします。
「われわれはミスから、多くのことを学ばなければならない」
確かにそうです。大事な試合を取りこぼした今年の浦和ですが、それでも上位争いができていることは、チームも選手も成長している証拠なのです。
その中、11月24日のサガン鳥栖戦で8カ月振りにリーグ戦に出場した濱田水輝。水輝は、今ミスから多くを学ぼうとしています。濱田が登場するのは、リーグ終盤戦。ケガ人や出場停止によって、出番がめぐってきます。試合に出られるように準備はしていますが、濱田の場合、いつも以上にプレッシャーのかかる試合で起用されます。
2010年最終節・ヴィッセル神戸戦。残留のために、果敢に攻める神戸に対して、対処できず、終わってみれば0−4の惨敗。失点に絡んでしまいました。そして、今年のヤマザキ・ナビスコカップ。6月6日(水)、予選リーグ第5節アウェイ鳥栖戦で先発出場した濱田は豊田陽平にやられて、1−2で敗戦。決勝トーナメント進出の可能性がなくなりました。そして、先日のリーグ・鳥栖戦。リベンジを挑んだものの、2失点に絡んでしまいました。試合後、濱田は「チームの力になれず悔しい」と静かに語りました。