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ハートビートレッズ×PRESS

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2012シーズンを振り返る『終盤でJ2降格が決定した札幌に負ける』(2012/10/8放送分より)

2012シーズンを振り返る『終盤でJ2降格が決定した札幌に負ける(2012/10/8放送分より)
「勝つだろうな。でも、もしかすると、もしかするかもしれない」

そう思ったサポーターの方が多かったかもしれません。10月6日(土)、コンサドーレ札幌戦ではイヤな予感が当たってしまいました。1−2の敗戦。なぜか下位チームに取りこぼしてしまう。札幌戦はある意味、レッズらしいゲームと言えるでしょう。

これで浦和は首位サンフレッチェ広島とは勝点「6」の差。2位ベガルタ仙台とは「3」に広がりました。本当に痛い負けでした。

試合後、選手の取材が行われるミックスゾーンでは、勝っても負けても、自分の思いを語る槙野智章が一言も話さず、スタジアムをあとにしました。翌日、槙野に聞くと、「簡単には試合を振り返ることはできなかった。言葉を選ぶのが難しかった」と話すなど、気持ちの整理がつかないほど、敗戦は痛いものでした。残り試合を考えると、広島・仙台と直接対決はあるものの、得失点差などを考えますと、優勝は難しい状況です。


しかし、ペトロヴィッチ監督が選手に話した最低でもACL出場権となるリーグ3位以内はいまのところ、守れています。とはいうものの、4位の清水エスパルスとの勝点差は「4」と油断はできません。試合の後、選手はなかなか寝付けなかったそうですが、ペトロヴィッチ監督も眠れなかったそうです。

きのうの練習中、ミシャは通訳の杉浦大輔コーチ、そして、橋本光夫代表と、小さなテーブルを挟みながら、1時間近く話をしました。その中、ミシャはこんな話をしました。「こういう時だからこそ、右や左にブレるのではなく、まっすぐ道を歩きたい。でも、その道もまた長くて険しいもの。ここからだ」と諦めていません。

あさって10月10日(水)の天皇杯3回戦・カマタマーレ讃岐戦を挟んで、来週はアウェイでベガルタ仙台との対戦です。長く険しい残り6試合。クラブ、チーム、サポーターと共に歩みます。
2012/10/8放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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