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ハートビートレッズ×PRESS

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2012シーズンを振り返る『ホームのガンバ大阪戦で、まさかの大惨敗』(2012/9/24放送分より)

9月22日(土)のガンバ大阪戦は0−5で、まさかの大惨敗。5点差の負けは2009年の最終節、横浜F・マリノス戦以来です。今シーズン最多、4万6046人が入りましたが、今シーズン、最悪の敗戦となってしまいました。首位サンフレッチェ広島との勝ち点差は「5」に広がりました。

広島にしろ、2位のベガルタ仙台にしろ、共に終了間際で勝ち越しゴールを決めています。今の浦和には、こうした粘りが足りないのかもしれません。「久しぶりに見に来たのに…」。「優勝争いをしているのに…」。そんなため息が聞こえてきました。その中、一部のサポーターが「やる気あんのか!」、「なんだ、このぶざまな試合は」、「気持ちを見せろ!」と、選手に厳しい言葉を浴びせます。

サポーターもそうですが、一番悔しいのは戦った選手たち。スタジアムを一周して、トルシエ階段を下りた途端、ある選手はテーピングをクチャクチャに、丸めながら、たたきつけ、悔しさをぶつけていました。また、土田尚史コーチは怒るサポーターに「本当に申し訳ない。だけど、頼むから応援してほしい」と呼びかけていました。久々に荒れた埼スタとなりました。

試合が終わった後に開かれた会見でペトロヴィッチ監督は「この試合にあたり、チームに良い準備することができなかった。敗戦を私自身の責任として受け止めている」と非を認め、選手をかばいました。


これは監督にとって大事な哲学です。ミシャは「チームが成功するには家族のような結束が必要だ」と話していました。チームを預かる監督として、そして父親として、子供を守るのは当たり前だということなのです。これを意気に感じない選手はいないでしょう。

次は9月29日、柏レイソル戦。鈴木啓太が出場停止。代わりの選手は誰になるのか。選手たちは口をそろえて言います。

「ガンバ戦の失敗を次の柏戦に生かす」

「同じ間違いは繰り返さない」

この言葉を信じましょう。
2012/9/24放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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