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2012シーズンを振り返る『エスクデロ 成長した自分を見てほしい』(2012/7/25放送分より)

2012シーズンを振り返る『エスクデロ 成長した自分を見てほしい(2012/7/25放送分より)
先週7月15日、高橋峻希のジェフ千葉への期限付き移籍に続き、エスクデロ・セルヒオの韓国Kリーグ、FCソウルへの期限付き移籍が発表されました。

それぞれ移籍期間は、今シーズン終了まで。中学生の時から、浦和レッズのユニフォームを着て、プロとしてピッチに立つまでに育った生え抜きの2人。この移籍、周囲はどのように感じているのでしょうか。月曜日のこのコーナーで登場した、若手選手の良き相談役、天野賢一コーチ。選手の居残りのトレーニングにも付き合い、誰よりも選手の成長を願ってきました。天野コーチは「個人的な感情を言えば、寂しいよ」と正直な気持ちをもらしました。


しかし、峻希もエスクデロも、彼らはプロです。天野コーチは「プロである以上は当然の選択だ。2人とも、試合に出場して勝負するという気持ちで出ていった」とこの世界の厳しさを話しました。とはいえ、彼らにとって初めての移籍。指導者として、これまでさまざまな選手に触れてきた天野コーチは「2人には、浦和との環境がだいぶ違うと思う。早く順応してほしい」と願いました。そして、「競争に勝って試合で結果を出す。そういったチャレンジをすることによって、必ず2人ともたくましくなる」と期待を込め、メッセージを送りました。

エスクデロが移籍した韓国のKリーグは、16チームで、1つのリーグが構成されています。所属する日本人選手は、蔚山現代FCの家長昭博、大田シチズンの馬場憂太、江原FCの埼玉県出身の元大宮アルディージャ、ザスパ草津などでも活躍した島田裕介の3人です。そこに、この夏からエスクデロが加わりました。

非常に前向きな移籍として頑張ってほしいですね。エスクデロも「成長した自分を見せられるように、一生懸命頑張ってきます」と話し、ソウルへ飛び立ちました。デビュー戦となった先週土曜日の釜山アイパーク戦ではいきなり結果を出しました。後半から出場したエスクデロ。出場からわずか7分。彼はゴールを奪いました。目の前にこぼれてきたボールを、インサイドキックで冷静にゴール左下に流し込みました。

やはり選手は試合に出るのが一番です。デビュー戦で結果を残したエスクデロは、これからさらに出番が増えることでしょう。そんな中、きょう7月25日、FCソウルはアウェイで、馬場憂太が所属する大田シチズンと対戦します。
2012/7/25放送(友醐)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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