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2012シーズンを振り返る『小島秀仁 僕は僕の良さでベテランに挑みたい』(2012/6/7放送分より)

2012シーズンを振り返る『小島秀仁 僕は僕の良さでベテランに挑みたい』(2012/6/7放送分より)
6月6日(水)、アウェイで行われたナビスコカップ予選リーグ サガン鳥栖戦。公式戦としては12年前の2000年11月19日、浦和がJ1返り咲きを決めた、駒場での試合以来の対戦となりました。

浦和は14本のシュートを放ち、決定的なシーンを作りましたが、相手GKの好セーブもあり、1−2で敗れ、予選リーグ突破は絶望的となりました。

ゲームを見る中、気になったのが失点シーン。

1失点目は豊田陽平の得点。失点の始まりはロングスローからでしたが、実はロングスローからのゴールは鳥栖の得意なパターン。警戒していたはずなのに、やられてしまいました。そして2失点目は後半24分に、入ったばかりの水沼宏太に簡単に決められたこと。一瞬のスキや迷いが、そのまま失点につながってしまいました。

その中、鈴木啓太に代わって、後半はじめから小島秀仁が入りました。出場機会が少ない小島にとっては、僅か45分でも最大のアピールの場。練習の成果をぶつけました。シーズン前の練習試合では起用されていた小島ですが阿部勇樹、鈴木啓太の2枚看板を追い抜くまでには至っていません。


しかし、小島は「阿部さんや啓太さんからは見習うものは多い。でもスタイルは違うし、まねをするつもりはない。僕は僕の良さで2人に挑みたい」と意地を見せます。

ただ、2人のベテランも負けていません。特に最近の鈴木啓太は守備だけではありません。練習ではアシストも決めますし、驚くようなミドルシュートをバシバシ、決めています。つまり、プレーの幅を広げているのです。こういったベテランをしのぐには、若い選手は何倍も努力しなければ追いつけません。その姿を見て、ベテランも負けじと踏ん張る。

この戦いの積み重ねがチームを強くするのです。
2012/6/7放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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