2012シーズンを振り返る『野田紘史 C大阪戦で名誉挽回!!』(2012/4/17放送分より)
2012シーズンを振り返る『野田紘史 C大阪戦で名誉挽回!!』(2012/4/17放送分より)
あす、4月18日はナビスコカップ・セレッソ大阪戦ですが、いったい誰が起用されるのでしょうか。この試合からベストメンバー規定が適用されます。これはリーグ戦5試合で先発した選手を6人以上起用しなければならないルールですから、監督としては、頭を悩ませるわけです。
練習を見る限りでは原口元気、小島秀仁、矢島慎也、デスポトビッチあたりが先発に名前を連ねそうです。また、監督は野田紘史の起用も考えているでしょう。野田と言えば、2週間前に行われたナビスコカップのジュビロ磐田戦(4/4)が思い出されます。スコアは3−3。このまま引き分けというときに、野田の痛恨のミスにより、3−4で敗れてしまいました。
試合が終わり、野田はがっくり肩を落とし、泣きながら、ロッカールームに引き上げました。その一方、野田は報道陣の取材に真正面に答える、そんな誠実な一面を見せました。あすのセレッソ戦は野田にとって名誉挽回のゲームとなります。
野田は「磐田戦の悔しさをぶつけたい気持ちはある。でも気持ちが強すぎると空回りしてしまうので、ぐっと心のなかに秘めて、戦いたい」と冷静です。さらに「出場機会が少ない選手にとっては絶好のアピールの場。試合に出て、アピールして、活躍したい」と意気込みを語ります。きょうの練習を見なければ分かりませんが、野田は左センターバックとして出場しそうです。
磐田戦直後の会見で、ペトロヴィッチ監督は「野田のミスはまったく問題はない」と話していますが、一度、失敗をした選手に再びチャンスを与えるそんなところもミシャ流の1つ。広島時代、何度もこういったことがあったそうです。しかし、監督は同じミスを二度、繰り返した選手には非常に厳しいそうです。つまり、野田にとって、あすのゲームは安定したプレーができることを証明しなければなりません。
ことしのセレッソもかなり攻撃的なようです。そのスペースをうまく突いて、野田がバシッと決めてくれれば、非常に盛り上がる試合になります。悔しさをグッとこらえ、黙々と戦う野田の姿に注目してください。
2012/4/17放送(佐藤)
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。