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野崎雅也 来シーズンはメンバーに食い込んで行く

『野崎雅也 来シーズンはメンバーに食い込んで行く
今シーズン、天皇杯はまだ残っていますが、リーグ戦、ナビスコカップは全ての日程が終了しました。その中、フィールドプレーヤーでただ1人だけ、出場機会のなかった選手がいます。今シーズン、矢島慎也とともにユースから昇格してきた野崎雅也です。


同期の矢島はリーグ戦8試合、ナビスコカップ5試合に出場。リーグ戦の柏レイソル戦では、記憶に新しいポポの決勝ゴールをアシストするなど、大事な場面で結果を残しています。

そんな状況に野崎は「当然焦りはある」と話しながらも、地道な努力を続けてきました。トレーニング終了後のグラウンドには必ず、黙々とボールを蹴り続ける野崎の姿がありました。

野崎はモチベーションを維持することが「めちゃくちゃ難しかった」と振り返ります。

トレーニングは試合のためにするもの。試合に出場できなければモチベーションの維持が難しいのは当然です。今シーズン、唯一の試合の機会がトレーニングマッチでしたが、ユースの時よりも試合数が減っているのは事実です。

野崎は「今の自分にとっては試合自体が貴重。トレーニングの成果を出さなければいけないというプレッシャーがあった」と難しさを話しました。

そんな時、野崎は田中達也からこんな言葉を掛けてもらったそうです。

「今は一番下っていう状況だけど、お前は絶対にうまくなる。今以上に続けて行け」この言葉は、野崎にとって大きな力になりました。

野崎は「紅白戦で阿部さん、陽介くん、槙野くんとマッチアップする中で、プロのレベルでできるプレーが増えたし、自信がついた」と自身の成長も感じています。

日々のトレーニングを見ていても、力強さがあり、プレーから自信が伝わってくるようになりました。


そして、12月16日(日)に行われた日本体育大学とのトレーニングマッチでは、最終ラインでの出場でしたが、攻撃参加からゴールを奪った野崎。

「この先、いろいろな人が移籍してくる可能性があるけれど、来シーズンはメンバーに食い込んで行く」と闘志を燃やしています。
2012/12/12放送(友醐)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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