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ハートビートレッズ×PRESS

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達也のガッツポーズが見たい!!

達也のガッツポーズが見たい!!
今回の天皇杯は『ジャイアント・キリング』が続出しています。リーグ首位を走るサンフレッチェ広島が負け、FC東京、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸などが2回戦で敗れました。そのなか、浦和レッズはヴォルカ鹿児島と対戦し、2対1の逆転勝ち。なんとかコマを進めました。

3回戦は10月10日に佐賀県で戦いますが、その相手は、サガン鳥栖を敗って、勝ちあがったJFL所属のカマタマーレ讃岐に決まりました。またしても気の抜けない相手。難しいゲームとなりそうです。

さて、先日の鹿児島戦ですが、サポーターにとって公式戦でおよそ1年ぶりに、田中達也のゴールを見られたことが何よりうれしいことでした。

しかし、本人にとってはふがいないゲームでした。「出たら、結果を出したい」と話していただけに、FWとして2点、3点と取りたかったはずですが、1点のみ。さらに与えられた出場時間はわずか前半45分。しかも後半開始から、自分の代わりに出たポポがすぐに逆転ゴールを決めて、存在感を見せました。チームは勝ちましたが、到底、達也の満足できるものではありません。

実は試合翌日、9月9日(日)の練習後。達也は堀孝史コーチと鹿児島戦のプレーについて、話し合っていました。普段のトップ下ではなく、1トップのポジションとしてどう動いて、ゴールを決めればいいのか、確認しました。


ピッチを眺めながら、およそ30分、2人だけで行われたミーティング。

達也の表情からは『焦り』や『プレッシャー』そして「もう少し、長くプレーしたかった」という悔しさが感じられました。

確かにそうかもしれません。

達也にとって鹿児島戦での得点は、今シーズン1ゴール目。出場機会と共に、年々ゴール数も減っており、1トップのポジションは原口元気に奪われています。達也には「このまま黙ってはいられない」という気持ちがあるはずです。

「ゴールを取りたい」

この思いは金髪で登場した若手時代と同じくらい、いや、それ以上に今、強く持っているはずです。

リーグ、天皇杯合わせて残り10数試合あります。

達也の会心のゴール、そして拳を突き出すガッツポーズを見たい。これはサポーター全員の願いなのです。
2012/09/10放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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