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ハートビートレッズ×PRESS

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練習試合の仙台戦で新しいファンサービス

練習試合の仙台戦で新しいファンサービス
8月19日(日)に行われたベガルタ仙台との練習試合は、デスポトビッチが2ゴールを挙げたものの、仙台のカウンターとサイド攻撃に手を焼いて、3対2で敗れました。



両チームともに控え選手中心のメンバーでしたが、リーグ2位、3位の上位対決。大原サッカー場を訪れた300人のファン・サポーターにとって、見ごたえのある試合となりました。

実は、この試合で新しいファンサービスが行われました。

それは、シーズンチケットを持っているサポーター先着60人を対象に、より近くで試合を見てもらおうと、ピッチのそばに『タッチライン・エリア』を設け、観戦するというものでした。サポーターは、配られた冷たい飲み物とメンバー表を片手に、試合を楽しんでいました。

このアイデアは強化部から出たもの。強化部だけでなく、クラブ内の垣根を越えて各部署のスタッフが準備や運営を行いました。

そして今回、ベガルタ仙台と練習試合ができたことにも、クラブの努力が伺えます。

実は、練習試合の前日、仙台はホームゲームでした。つまり、仙台はこの試合のために浦和に遠征したわけです。



小島秀仁が「仙台は良いメンバーが来てくれたし、実戦に近いゲームができた」と話すように、いままで練習試合といえば大学生相手が多かった選手たちにとって、これ以上のアピールの場はありません。

こういったマッチメイクを組むことができたのは、今年、仙台から強化部スタッフとして浦和に再び迎えられた大槻毅さんの存在など、クラブ同士の『繋がり』があったからです。

また浦和レッズは、Jリーグのクラブ間ばかりでなく、大学との交流を、いままで以上に深めようとしています。その一環として、練習試合では大学生選手も起用しています。大学生にとっては貴重な経験になるとともに、クラブにとっては良い人材を探すキッカケとなっています。

現在、チームはリーグ3位と好調です。これに負けじと、クラブも動き出しています。

この2つの歯車が、ようやくかみ合い始めました。
2012/08/21放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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