back

ハートビートレッズ×PRESS

top
7月28日の磐田戦は1000万人突破と勝利を

7月28日の磐田戦は1000万人突破と勝利を
7月28日(土)は18:00から埼玉スタジアムでジュビロ磐田戦が行われます。

現在3位の浦和レッズとジュビロ磐田の勝ち点差は「1」。勝てば、引き離せますが、負ければ6位、7位まで順位が下がるかもしれません。またここ数年、磐田にはどうも相性が悪いので、きっちり勝ちたいところです。

実は、この磐田戦は、浦和レッズにとって記念すべき試合となりそうです。およそ37000人入れば、観客動員数1000万人突破となるからです。7月24日現在、チケットは約3万枚、売れています。また、最近は当日券がよく売れるということで、1000万人達成が大きく期待されます。



去年、おととしと減り続けた観客動員数が、今年になって下げ止まり、徐々に増えています。これはチームの成績と共に、クラブが呼びかけをしてきた効果が出ています。しかし、さいたま市、特に浦和地区の人たちは、まだスタジアムに足が向いていないようです。

レッズに関心があり、試合があることも知っています。近所の居酒屋で試合を見ていますが、埼スタには行きません。それはなぜなのか?
その理由のひとつとして、古くから浦和の街に住む人からは「クラブと街のあいだに距離ができてしまった」という声が聴かれます。

以前は、選手が浦和の街に出掛け、商店街の人たちや、ファン、サポーター、子供たちと直接ふれあう機会がありました。しかし、最近はそういった光景や話が聞かれません。そのためでしょうか、いまは地元のサッカー少年の中に「将来、レッズの選手になりたい」と思う子供がいなくなったそうです。せっかく街にサッカーチームがあるのにも関わらず、このような状況が続いています。

そうなると、地元・浦和の人たちは、ますますスタジアムから足が遠のいてしまいます。そればかりか、せっかく根付いた『サッカー文化』が引き継がれることなく、将来はなくなってしまうかもしれません。

いま、地元の商店街を中心に、レッズとサッカーを盛り上げようと、イベントを定期的に開いています。この状況をクラブは、どう捉えているのでしょうか?
地元とどう寄り添っていくのか、これはチームの成績以上に、クラブにとって重要なことではないでしょうか。
2012/07/26放送(佐藤)


FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



(c)REDS PRESS