矢島慎也、遠征の成果を自信に
矢島慎也、遠征の成果を自信に
いま、アジアのサッカーシーンはブラジル・ワールドカップ アジア最終予選一色です。
ご存知の通り、日本は6月3日にオマーンと戦い、3対0で快勝しました。
日本の次の試合は6月8日(金)、相手はヨルダンですが、そのヨルダンはホームでイラクと対戦し、1対1のドローでした。
そして、日本の最大のライバル、オーストラリアは8日にオマーンと戦い、12日に日本と対戦します。浦和レッズからは槙野智章、オーストラリア代表にはスピラノビッチが招集されていますが、代表選手は彼らだけではありません。
U−19日本代表として選ばれた矢島慎也です。
先月下旬から南アフリカ遠征を行い、予選リーグでケニア、カメルーン、ブラジルと同じ組に入りました。2勝1敗で予選を突破した日本は、準決勝でアルゼンチンに敗れ3位決定戦に進み、南アフリカと対戦しました。
前半23分に失点した日本でしたが、後半26分、同点に追いつきました。その同点ゴールを決めたのが、先発出場した矢島でした。その後、両チーム、追加点のないまま、PK戦に突入。7対6で惜しくも日本が敗れてしまいました。
実は今回、矢島は追加招集されての帯同でした。日頃から「見ている人に印象に残るプレーをしたい」と話している矢島。大事な試合で仕事をしたことは、自信につながったはずです。
指揮官の吉田靖監督は「ホスト国相手に選手は全力を尽くしてくれた。この大会で得たものを今年11月に行われるAFC、U−19選手権に活かしたい」と話すように、次の大会にむけ、大きなステップとなりそうです。
およそ2週間の遠征は終了しました。さぁ、今度は遠征の成果をペトロヴィッチ監督の前でアピールすること。これが矢島慎也のやるべきことです。
2012/06/05放送(佐藤)
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。