22シーズン、他クラブに期限付き移籍していた選手を特集。今回は、エル・ゴラッソ相模原担当の舞野隼大記者に、福島竜弥選手の移籍後のエピソードを紹介してもらった。
2021シーズン、浦和レッズユースからトップチームに昇格を果たした福島竜弥。希望に溢れたプロ1年目は、カップ戦3試合の出場に留まった。悩んだ末、SC相模原への期限付き移籍を決断し、成長して浦和へ戻ることを下記のとおりサポーターに誓った。
「自分にとって何が正解なのか、たくさん悩みました。このチームを離れるということは簡単ではありませんでしたが、今の自分に何が足りないのか、しっかりと見つめ直し、必ず浦和レッズに帰ってきます」
高木琢也監督のもと、1年でのJ2復帰を目指した相模原。左サイドバックとして期待され、元大宮アルディージャの渡部大輔らとポジションを争い、リーグ第3節のテゲバジャーロ宮崎戦で先発出場しデビューを果たした。しかし自らのサイドからクロスを上げられ、工藤壮人に先制ゴールを許してしまう。チームは後半の2ゴールで逆転勝利を収めたが、福島自身はハーフタイムでの交代となり、ほろ苦いデビュー戦となった。
次に出番が訪れたのは、・・・・・・