22シーズン、他クラブに期限付き移籍していた選手を特集。今回は、エル・ゴラッソ相模原担当の舞野隼大記者に、藤原優大選手の移籍後のエピソードを紹介してもらった。
2021シーズンはJ2最下位の位置から終盤に巻き返したものの、勝点3が及ばずJ3に降格してしまったSC相模原。21年夏に浦和レッズから期限付き移籍し、守備の要を担った藤原優大はチームへの残留を決意。1年でのJ2復帰を目指した。
「昨季(21年)の半年間で『ここで試合や練習に100%取り組めば成長できる』と感じました。相模原で結果を残すことが自分の成長につながると思いました」と、加入当初から公言し続けている浦和へ戻るという目標から逆算し、最適と思われる選択を下した。
22シーズンの序盤、4バックを採用していた高木琢也監督は2CBの軸に藤原と水本裕貴を置き、ディフェンスラインを構築した。大ベテランとコンビを組んで気づいたのは、「ミズさんをリスペクトしすぎていた」ということ。
「一方的に受けるだけで、・・・・・・