24日(金)、クラブは「2021シーズンの振り返りと2022シーズンに向けて」という声明を公式HPで発表した。
リカルド ロドリゲス監督の就任1年目、クラブとしては「3年計画」の2年目となった2021シーズン。
「飛躍」をテーマとし、新スタイルを浸透させ、リーグ戦6位、ルヴァンカップベスト4、天皇杯では優勝し、目標だったアジアへの切符をつかみ取った。
ただ、リーグ戦6位の成績に関して満足している人は少ないはずだ。優勝した川崎フロンターレとの勝点差は29ポイント。力の差を如実に物語る数字である。この差を如何に詰めることができるか。様々な課題や反省点をどのように、来年につなげるかがポイントになる。
クラブからの決意表明とも言える「2022シーズンに向けて」。
「J1リーグ優勝」、「戦力のさらなる充実」、「真のプロフェショナルが結集した組織」、「コンセプトベースのチーム作りの結実」を掲げている。
こうしたビジョンは行動目標となるが、理想とするチームに進化し、目標達成を期待したい。
また、「浦和を背負う責任」にも触れられている。経験豊富な選手がチームを去り、急速な若返りや多数選手の入れ替えが行われている中で、「1ランク上の真のプロフェッショナルを目指して闘い続けます」と記された。これをチームに根付かせられるかは大きなポイントとなる。
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