2021年から浦和レッズに新加入する選手を特集。第8回は、高校サッカーの取材経験が豊富な安藤隆人記者に、藤原優大選手を紹介してもらった。
悩んだ末に加入先を浦和に決めた理由、
断りを入れたクラブと浦和宛に送った手紙
青森山田高校のキャプテンであり、ディフェンスリーダーはプレーと立ち振る舞いは非常に大人の雰囲気を醸し出している。もともとボランチを務めるなどゲームをコントロールするような選手だったが、高い守備力と青森山田で徹底して磨き上げたヘッドの強さを評価され、高2からCBにポジションが固定された。
「どのポジションでもチームのためにきちんとやり切る。僕はプロになるためにここに来たので、きちんと役割を果たしながら、より安心して任せられるような選手になりたい」
高2の時にこう話していたように、自分の意思と目標を明確に持っている彼は、受け答えも一級品だ。こちら側が1つ質問をすると、それに対して自分の意見と客観的な考えをスラスラと口にする。「人前できちんと話すことはサッカーにもつながってくるので、しっかりと考えながら話しています」と、高校生とは思えない気遣いと意識の高さを持っている。
プロ入りの際は、浦和レッズと・・・・・・