今回は、編集者のオオニシトオルさんに、埼玉スタジアム2◯◯2のスタジアムグルメについて、リポートしていただきました。
2019シーズンの全日程が終了しました。今年もいろいろな出来事がありましたね……。
J1の最終節が行われた12月7日のさいたま市は、小雨が降るあいにくの天気で、最高気温が6.3度という寒さでした。
いつものように埼玉高速鉄道に乗って浦和美園駅に到着して、何か身体が温まるものを飲みたくなり、スタジアムに続く「歩行者専用通路」の途中にある「PIETRO A DAY」というスープ専門のキッチンカーに立ち寄りました。
お店の前にある看板を見ると、「マンハッタン風 赤いクラムチャウダー」「ボストン風 白いクラムチャウダー」「国産きのこと雑穀米の具だくさんチャウダー」といった、おいしそうな文字が並んでいます。
全部で6種類のスープがあり、注文すると小さなパンも付いてきます。お店の方に話を聞いたところ、今回が埼スタ周辺で初めての出店だそうです。
「クラムチャウダーは赤と白の2種類あり、どちらも北海道産のベビー帆立と国産野菜がたっぷり入っています。赤はトマトベースのマンハッタン風スープ、白はクリームベースのボストン風スープです」と教えてくれました。
クラムチャウダーを購入していたカップルにも話を聞いてみました。「今日は寒くて、温かいものが飲みたかったのと、クラムチャウダーの写真を見たら美味しそうで、文字もかわいかったので惹かれました。スタジアムの席まで持っていって、ゆっくり飲みます」とのこと。
2種類注文していた別のカップルは、「結構寒かったので、温かいスープみたいなものがないかなと見ていたら、このお店が目に入ってきたので、赤いクラムチャウダーとミネストローネを1つずつ買いました。赤いクラムチャウダーは今まで食べたことがないので楽しみです」と話してくれました。
実際に、私も「赤いクラムチャウダー」を1つ買って、南広場まで持っていって食べてみました。やはり真冬の寒い日にクラムチャウダーはぴったりですね。具がたくさん入っていますし、何より身体が温まりました。
2019年の締めは、年越しそば代わりの駒場らーめん
この日は、2019シーズンの最終戦だったので、年越しそばの代わりに「駒場らーめん」もいただきました。
ブースの左側にあるカウンターで注文すると、番号が印字された引換券をもらえます。その後、右側の列に並んでラーメンの出来上がりを待ち、5〜6分で受け取ることができました。
中には大きなチャーシュー2枚と透き通ったスープがたくさん入っています。両手でゆっくりと持ち上げて熱いスープを飲むと、体が少しずつ温ってきます。意外と麺の量も多くて、少し前にクラムチャウダーを食べていたこともあり、満腹になりました。
2019シーズンは「歩行者専用通路」や「南広場」以外にも、「南門内メイン」「南門内バック」「北広場」「北門内」に足を運んで試合前の腹ごしらえをしてきました。
スタジアムでの行動パターンが決まっていると、食べるものもいつもと同じになりがちです。でも、少し歩いて周りを見てみると、さまざまなジャンルの食べ物が売られていることに気付かされます。
来シーズンの開幕は2月。初戦が行われる頃は、今と同じでまだ肌寒い時期だと思います。来シーズンも埼スタには、身体が温まるスープやラーメンが売られているはず。是非、探してみて下さい。
オオニシトオル(編集者)
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