○○大好き!Jリーガー〜武藤雄樹編《緊張する!あっ!本物だ!!》
お正月特番として、【○○大好き!Jリーガー】と題し、選手の素顔を追っていくこのシリーズ。今回は、武藤雄樹編。。
新年あけましておめでとうございます。
浦和レッズのファン・サポーターの皆さんにとって、2019年が良い年になりますように、そして、笑顔が増える1年になりますように。レッズプレス!!は、今年も浦和レッズに密着し、さまざまな情報をお届けします。
ピッチを離れれば、選手も1人の男性。才能に惚れ、憧れる人がいる。
レッズプレス!!では、RED S PRESS EYES特別版【○○大好き!Jリーガー】と題し、選手の素顔を追っていく。
今回は、武藤雄樹編。
大学を卒業し、Jリーガーとなり、初めての移籍で浦和レッズの一員に。その笑顔と親しみやすさに触れ、浦和レッズを応援するようになった方も多いだろう。何よりも、浦和レッズの顔である【背番号9】を背負い、勝利のために、常に献身的にピッチを走りまわり、味方をサポートし、自らもゴールを決める武藤の姿は、今のチームに欠かすことのできない存在だ。
そんな武藤が今、プライベートで気になって、気になって仕方がないという大好きな人に会うため、共に大宮へやって来た。
RP:お待ちしておりました。
武藤:こんにちは!
RP:ここは『大宮ラクーンよしもと劇場』です。きょうは、武藤選手が“気になっている”“大好きだ”と公言しているお笑いコンビ・インディアンスのお二人とのスペシャル対談です。今、どんな心境ですか?
武藤:めちゃくちゃ緊張しています。本当に会えるのですよね。
RP:はい!出番と出番の間にお時間を頂きました。と、その前に。是非、14時から始まるステージを楽しんで下さい。インディアンスのお二人からのクリスマスプレゼントです!
武藤:えっ!うれしい!!
(・・・70分後)
RP:武藤雄樹選手は、いつからインディアンスさんのことが好きだったのですか?
武藤:数年前かな?テレビで観た時、めちゃくちゃ面白いなと思って。
田渕:うれしい……。もう1回、言って頂いて良いですか?
武藤:アハハハ!
木村:もう1回、何で言うねん。
田渕:ダメかな?ダメかな?アハハハ!
木村:ダメ!
武藤:アハハハ!2人が好きだ!と思った時から、動画検索サイトを見あさるようになって。
田渕:うれしいなあ。
木村:うれしい。
武藤:で、1度、新宿に単独ライブと言うのですかね?
田渕:えっ、ルミネの単独を観に来て下さっていたのですね。うれしいなあ。あのね、あれは何年の何月かまでは正確に分からないのですけど。Twitterに「誰々さんにフォローされました」というお知らせが届きますよね。そこに、武藤さんのお名前が出てきまして。「えっ!?」となり、プロフィールを見させてもらったら、本当に浦和レッズの武藤雄樹選手で、またまた「えっ!?」となって。うわあ、フォローしてくれてはるわ!となって、僕もフォローさせてもらって。しかも、そのあとに(武藤選手が)ご出演されている番組の中でも、僕らのことが好きやとコンビ名を出して言って下さって。
木村:やべっちF.C.(=テレビ朝日/毎週日曜深夜0:05〜)ですよね。
武藤:はい、やべっちF.C.ですね。
木村:たまたま、その日はリアルタイムで番組を観られなかったんですけど、ファンの方が「武藤選手がインディアンスの名前を出してくれていましたよ」と教えて下さって。
田渕:マジでビックリしたのですよ。武藤選手とのつながりの、最初のキッカケがそうやったから。
木村:そうそう。
RP:武藤選手がステージに立つインディアンスさんを観るのは、単独ライブ以来でしょうか?
武藤:そうですね。生で観るのは、それ以来ですね。この間、12月はMー1グランプリ(=ABCテレビ・テレビ朝日系列)の決勝をかけた敗者復活戦はもちろん、観ました!
インディアンス:ありがとうございます!
武藤:そして、めっちゃ、もう!!!
(スマートフォンの画面を連打する真似を見せる武藤選手)
田渕:アハハハ!投票してくれたのですね!
木村:うれしい!!
武藤:僕の1票ではちょっと力になれず……。
田渕:いや、うれしいっすわ、ホンマに。
木村:うれしいっすねえ。
武藤:インディアンスさんがテレビに出る時は、いろいろとチェックを。「有ジェネ」(=有田)まで、全部チェックして。
木村:アハハハ。すごい!!
田渕:うわっ、すごい!素晴らしい。
木村:ありがとうございます。
田渕:Mー1から有ジェネまで。
木村:幅広いなあ(笑)
田渕:うれしいっす、ホンマに。
木村:僕らは、こういう風に有名な方に(好きだと)言っていただくことがなかなかないので、すごくうれしかったですね。ファンの方から伝え聞いた時も、今も。
田渕:そうなんですよ。武藤さんが言ってくれたことによって、僕らのネタを観てくれるようになった方は絶対にいると思うので、たくさん。めっちゃ助かっているんですよ。
武藤:アハハハ!
木村:うれしい。
RP:インディアンスのお二人はサッカー経験は?
インディアンス:経験はないですね。
田渕:僕は同じ球技でも、野球、ソフトボールの方でした。だけど、共通して“ボールは友達”かな、と。
武藤:アハハハハハハ!
田渕:そこは一緒じゃないかな、と。
木村:その言葉で、武藤さはたぶん、テンションは上がりはらへん(笑)
田渕:同じ球を追っかけていたのに?サイズが違うだけでね。ルールが少し違うだけでね。
武藤:アハハハ!
田渕:一緒かなと、僕は思っています(笑)
木村:僕も球技は野球やったので、経験はなく。ただ、日本代表が戦うとか、そういう時にテレビで観させていただいたりだとか。
田渕:たしかに!芸人でも熱狂的なサッカーファンって、すごく多いんですよ。先輩とか同期にも。だから、みんなとお店で、あれはパブリックビューイングというのですかね。
武藤:あ、はい。
田渕:そういうのに連れて行ってもらったことはあります。で、いろいろと説明してもらいながら観るみたいな。この選手のスゴイところとかを教えてもらいながら観るという機会がよくあります。ワールドカップの時とか。
RP:今回の対談では、プレーヤーである武藤選手自身が、所属する浦和レッズの魅力を、インディアンスのお二人にプレゼンしていただこうと思いますので。
田渕:浦和レッズの魅力が聴きたい!!
木村:きょうもね、(寄席に)出ていた芸人なんですけど、『ラフレクラン』(=西村真二・きょん)というコンビがいて。
武藤:はい。
木村:ものすごく武藤さんのことが好きらしく。
武藤:本当ですか?
田渕:ずっと「良いなあ。良いなあ。対談、良いなあ」って楽屋で言われっぱなしで。
木村:写真、撮りたい!!とも。
田渕:挨拶に行きたい!!とも言っていましたよ。
武藤:はい、是非!!
田渕:アイツ(きょん)、めっちゃ喜ぶと思いますよ。
武藤:きょう(取材日=12月24日)の寄席だと、『ライセンス』の井本貴史さんもJリーグを応援していただいて。芸人さんには、サッカーが詳しい方が多いですよね。
RP:今回、インディアンスさんと武藤選手の初めての対談なので、何か共通点があるのではないか?と探りました。
木村:共通点!?
RP:加えて、武藤選手とは、こういう選手なのですということも知って頂きながら……。キーワードその1『年齢』。武藤雄樹選手は、1988年11月生まれです。
木村:1988年!そうなんですね。となると、僕の。
武藤:1個下になると思います。
木村:30歳になりはったのですね。
田渕:11月!おめでとうございます!!武藤さん、相方は、まさかの、きょうが誕生日なのです!
武藤:そうなんですよね!ということで……。
木村:アハハハ!えっ!?
田渕:えっ!?
(「ケーキがあります!」武藤選手に負けないくらいインディアンスさんが好きな武藤選手の奥様から素敵なサプライズがありました!)
木村:えっ!!マジですか?
武藤:たぶん、ずっと(ケーキをどこで出そうか)タイミングを見計らっていたと思うんですよね(笑)
木村:すんません!
武藤:対談中に、ブッ込んできたので。
木村:モンブラン!!アララ!!こんなプレートも!!
田渕:チョコのプレートだ!!
武藤奥様:そして、田渕さんにはクリスマスプレゼントを!
田渕:えっ!僕にも!?すっごくうれしい!!
武藤:スミマセン!対談の途中に!!
木村:いえいえ、ありがとうございます!!
田渕:あっ!!これ(チョコレート)、知ってんねん。めっちゃ良いやつ!!
武藤:アハハハ。
田渕:やばい!!
木村:せっかくなので(ケーキを)頂きながら。
RP:30代になって良かったなと思うことはありますか?
田渕:お笑いはね。特に、僕らは芸風的にやとは思うんですけど、たとえば、20代前半とかの子らが、今の僕らの漫才のような雰囲気でやっていても、違和感なく、何かやりそう、みたいな。でも、僕は33歳ですけど、もっとおっちゃんになっていけばいくほど、オモロくなるんちゃうかな?と思うんですよ。だから、今はやっと30代みたいな。30代になって、やっと、しょうもないことを、くだらんことをやっているのが、20代の前半の時よりもオモロく見えているんじゃないかなと思ってやっているんですよね。おっさんになれば、なるほど。だから、まだ……。
木村:ああ、美味しい。
武藤:アハハハ!
木村:美味しいよ。食べる?
田渕:おい!俺の熱弁中に!すごい甘いのをいくやんけ、お前。
武藤:アハハハ!30代かあ。どちらがネタを作っているのかな?とか、普段もこのままの関係なのかとか、聴きたいことは山ほどあるのです。
田渕:なるほど。漫才のネタづくりは、僕らは2人でやるんです。
武藤:2人で!?
田渕:はい。コンビによっては、1人が100パーセントというパターンもあるのですが、僕らは、基本的には毎日会うようにしていて。
武藤:ええ!!毎日!!
田渕:で、2人で作るんです。
木村:ネタ帳というものがあまりないんですよ。2人で喋りながら作って。立ちながら作ったりが多いので、ここを喋ったら、次にこっちが喋って、次にこれを喋って、というネタノートみたいなのがなくて、メモるぐらいですかね。
田渕:何年か前ぐらいからか、ノートはなくなりました。そういう全部書くというのは。
木村:だから、昔のネタをやれと言われてもできないんですよね。メモしか書いていないから。
武藤:思い出せないのですね。ということは、きょうの寄席はアドリブ全開ということですか?
田渕:そうですね。きょうは、もともとやろうとしていたことは1割ぐらいしか入っていないんじゃないですか?
木村:ホンマに。
田渕:こういう週末とか連休とかの寄席は、いろいろなお客さんが来てくれていて。ついつい僕らも予定にないことを話してしまう感じがありまして。そちらが楽しくなってしまうと、そちらばかり喋ってしまうんですよね。何とかネタに戻そうとするのですが、戻りきらなくて(笑)。そのまま制限時間がきてしまうという。
木村:決めていたボケは、ホンマに1個ぐらいしか出していないんじゃないですか?
武藤:本当ですか!「結婚生活」のやつ、僕、観たことがあったので、動画検索サイトで。
田渕:ありがとうございます。
武藤:「ああ、観たことあるネタだ!!」と思ったら、僕が知っているのは最初の……。
木村:アハハハ。そうでした?
武藤:「子供、出来たよ〜」くらいで。あとは、全部知らなかったので(笑)「あれ、もう終わっちゃったの?」という感じで。最初の、あのドラマのところで、どんどんとなくなっちゃったから。
田渕:(笑)。いつも出番が4分とか5分とかに比べて、きょうのような週末の出番は長めに時間をいただけるんですよ。きょうは10分。あ、いつもよりも長めだ!と思って、余計なことを喋り出すと、もうそこで終わりなんですよね。もう、時間がビックリするぐらい過ぎていて、「あ、残り1分しかない。せめて、ちゃんと残りの時間は漫才をやろうと」みたいな感じになっちゃうんですよね。
RP:サッカーも同じですが、ライブ(生)だからこそ、お客さんの雰囲気でも盛り上がりは変わるものですか?
田渕:これは素晴らしい質問が出ましたよ。
武藤:アハハハ!
田渕:サッカーも漫才も、ほぼ一緒ということですよね?
武藤:アハハハ!たしかに、僕たちのプレーでサポーターの皆さんがより盛り上がってくれているなと感じる時はありますよね。
田渕:すごいですよね。サッカーは、すべてがアドリブじゃないですか。
木村:約束事があったとしても、その通りに行くのは無理ですよね。相手がいるんだし、決められないですよね。
田渕:そうそう。ボールを使うことぐらいで、決まっていないからね。
武藤:やりたいことがあっても、相手によってとか、味方によってとか、コンディションによっても、全部変わってきてしまうので。だから、毎日の練習が大事になってくるのですけどね。
田渕:その方がよっぽどすごいよな。俺らはもともと決めているところに、最悪、戻ろうということができますからね。全部が全部、アドリブではないですからね。ホンマに一線を画しているのですよ。スポーツ選手の方って。芸能界のタレントさんという感じでも、もちろんないですし。スポーツで飯を食うって、信じられへんのですよ。マジで。
木村:かっこいい。
田渕:どうやってんの?と思うんですよ。めちゃくちゃ狭き門じゃないですか。お笑い芸人は「きょうから芸人です!」と言ったら、最悪いけるんですよ。
武藤:なるほど。
木村:その点、スポーツはすごいわ。選ばれなければなれないから。
(聞き手:レッズプレス!!ライター有賀久子)
《武藤雄樹》
1988年11月7日生まれ
神奈川県座間市
2015年浦和レッズ加入
《インディアンス》
田渕章裕(たぶち・あきひろ)
1985年年6月2日生まれ
兵庫県たつの市
木村亮介(きむら・りょうすけ)
1987年12月24日
大阪府
☆お知らせ☆
1月14日(祝・月)
『インディアンスってやっぱオモロイやんって再確認してもらう1日』
12時・13時45分・15時30分・17時15分 各回公演
大宮ラクーンよしもと劇場にて
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