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REDSPRESS EYES|「レッズをたのしむ、レッズでつながる」REX CLUBの今とこれから|レッズプレス!!

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「レッズをたのしむ、レッズでつながる」REX CLUBの今とこれから

多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は佐藤亮太記者が、REX CLUBの取り組みを取材しました。




2015年に誕生した「REX CLUB」。「REX」という単語に、メンバーシップの基本理念が詰まっている。REXとは「REDS EXPERIENCE」という造語の略。浦和レッズを体験しながら、クラブ・チームとファン・サポーターが強くつながるとともに、ファン・サポーター同士もつながり、その輪を広げていく。これが狙いだ。

REX CLUB会員のカテゴリーを紹介すると、シーズンチケットホルダーなど長年にわたってチームを応援する「ロイヤリティ」、ホームゲーム中心に観戦するなどライト層を中心にした「レギュラー」、最近浦和レッズに興味を持ち始めた初心者サポーターの「ホワイト」の3つに分かれている。各カテゴリーで、年数に応じたステージを設定。ホームゲームでの観戦、グッズの購入などで得たポイントを貯め、さまざまな特典が受けられる仕組みは、ファン・サポーターの心理をくすぐっている。




「パンフレットにもありますが『レッズをたのしむ、レッズでつながる』。これが一番のコンセプトです」

そう話すのは、浦和レッズファンコミュニティ部の塩谷剛史さん(38歳)だ。2009年に浦和レッズ強化部へ配属。2011年は、スピラノビッチとデスポトビッチの通訳なども経験した。そして2014年からREX CLUBの立ち上げに関わった。

REX CLUB誕生のキッカケ。その一端は、タイトルを取り続けた黄金期の後に訪れた成績不振と無関係ではない。5万人を誇ったホームゲーム平均観客動員は、減少の一途をたどった。どうすれば満員のスタジアムを取り戻せるか。また、長年チームを支えたファン・サポーターにどのような還元をできるか。彼らに楽しんでもらうためには、どうしたら良いか。これらを考えた末にREX CLUBが生まれた。



2015年にスタートして約1年半。REX CLUBの浸透ぶりを塩谷さんはサポーターの会話から感じている。「埼玉スタジアムの南広場にREX CLUBのブースがありますが、始まった当初は『そもそもREX CLUBって何?』という声も多く聞かれました。でも最近は『どうすればポイントが貯まるか』、『どうすればこのプログラムに申し込めるんですか』、『ポイントで何と交換しようかな』と、より内容に踏み込んだ会話を耳にするようになりました」と手ごたえを語った。
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