Go Go Reds!デーから見る「攻めるクラブ」
多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は佐藤亮太記者が、観客動員増に向けたクラブの取り組みを取材しました。(初回7月8日掲載)
浦和レッズが攻めている。そう思わせる企画がある。
夏休み直前の7月17日(日)。明治安田生命J1セカンドステージ第4節、埼玉スタジアム2002で行われる大宮アルディージャ戦、「さいたまダービー」で実施される『Go Go Reds!デー』だ。
その内容は、小中高生のホーム自由席・前売料金800円を『Go Go Reds!デー』では550円に。さらに小中高生対象に全席種 前売料金550円で販売するというもの。チラシには埼スタに来場した子供たちの写真とともに、キャプテンの阿部勇樹、中心選手の柏木陽介、地元埼玉を代表として関根貴大が使われ、浦和レッズを知らない子でもわかるようにルビがふられている。なお、チラシは旧・浦和市のすべての小学校に配布されている。ほかのクラブでは地域限定、児童限定など割引の値段設定、あるいはチケット無料配布はあるが、浦和レッズがこうした値段設定に踏み切ったことはあまり記憶にない。クラブ関係者に聞くと、一様に驚いていることから画期的な試みと言えよう。
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