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REDSPRESS EYES|李忠成物語|レッズプレス!!

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李忠成物語

多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は河野正記者が、今季好調のストライカー・李忠成選手のこれまでを振り返ります。


李忠成物語
浦和レッズへ加入して3年目。30歳の李忠成が好調だ。古巣・柏レイソルとの開幕戦から前節・ベガルタ仙台戦まで、明治安田生命J1ファーストステージ7試合を終えた時点で6試合に先発して2得点2アシストの活躍ぶり。真価を発揮しつつある元日本代表が、再ブレイクの期待を抱かせる好スタートを切った。


開幕から7試合の記録を今季と過去2年で比較してみると、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから移籍した2014年は、先発が2試合で途中出場が5試合。得点は今季と同じ2点だった。昨季は先発が1試合で途中出場が4試合、ベンチ外も2試合あってノーゴールが続き、第1ステージ第12節のFC東京戦まで得点がなかった。

先発での出場数を単純に比べてみても、現在トップコンディションにあることがうかがい知れる。毎日の練習で李の様子を観察しているミハイロ ペトロヴィッチ監督には、状態の良さがよく分かっているのだ。それ故、多士済々のシャドー候補の中から李を先発起用している。

「やっとケガが治ったことが一番大きいですね。イングランドへ行ってすぐに故障して1年くらいプレーしていなかったし、日本に帰って来てからもフィットしなかった」

サンフレッチェ広島からサウサンプトンへ完全移籍した12年3月13日の練習中、右足を踏まれて負傷。足の甲の中央部分にあるリスフランという関節のじん帯を損傷し、長期離脱を余儀なくされた経緯と苦い思いがある。
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