浦和レッズパートナー：azabu tailor〜スーツ×アスリートのコラボレーション CMの正体を追って〜
多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は、佐藤亮太記者が浦和レッズのパートナーazabu tailorの取材・執筆を担当しました。
2015年11月28日（土）に行われた明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ準決勝・ガンバ大阪戦。その試合前のことだった。「きょう面白い映像が流れるから、ちょっと見てみて」。浦和レッズ事業本部・白川潤さんからのすれ違いざまの一言。いったい何だろうと思い、スタジアムの大型ビジョンを見ていると、見慣れない映像が映し出された。
西川周作、興梠慎三、柏木陽介がスーツ姿で登場。ボールを扱いながら、アニメーションで描かれた敵キャラクターを倒すCM。最後に興梠が肩についたホコリを払うしぐさが印象的だった。そして、最後に映し出された「azabu tailor」のロゴ。白川さんの言葉の意味が分かった。
この日1日だけ流れた「azabu tailor」のCMの全容を探るべく、取材を始めた。
オシャレなビルが立ち並ぶ中をビジネスマンと外国人が闊歩（かっぽ）する街、東京・南青山。その一角にあるビルの一室を訪ねた。「オシャレな選手が多い浦和レッズ。azabu tailorのスーツは、どんな体形でもオシャレになれることを強調したかった」と説明するのは、「azabu tailor」 Melboのプレス担当マネージャー木村顕治さん。サッカー選手とスーツ。今まであまりイメージが結びつかなかったものを、あえて結びつける。これがCMの狙いだ。
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