back
REDSPRESS EYES|鈴木啓太物語|レッズプレス!!
top
鈴木啓太物語
多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は河野正記者が、今季限りで現役を引退する鈴木啓太選手の活躍を振り返ります。
鈴木啓太物語
ひと昔以上も前のノートを引っ張り出し、2000年1月30日のページをめくり返してみた。「レッズフェスタ 駒場」とあり、恒例のファン感謝祭の合間を縫って、新加入選手の会見が開かれた模様がメモに残されている。
中川繁社長と斉藤和夫監督のあいさつの後、ともに鹿島アントラーズから獲得した阿部敏之と室井市衛、順天堂大学から入った早川知伸、浦和レッズユースから昇格した千島徹が抱負を語り、最後に東海大翔洋高校の鈴木啓太が意気込みを語っている。
「日本代表としてワールドカップ(W杯)に出ることが目標なので、(浦和でのキャリアのスタートを)その第一歩としたい。ポジションはボランチだが、攻撃にも参加して今までにないタイプの選手になりたい。プロとしてのプライドを持って、アグレッシブにやっていきます」
これに先立ち、11日の始動日には「やさしい人が多くてすごく楽しかったし、声も掛けてくれたので、なじみやすかった。課題? 筋力をつけないといけないと思う。体力をさらに強化していきたい。セールスポイントは得点に絡むことで、FWを追い越すプレーも得意です。(アルゼンチン代表MFの)レドンドとか動き回る選手が好き」と練習初日の感想などをこんな風に語った。
・・・・・・
★
ログイン・会員登録はコチラからすべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。