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REDSPRESS EYES|浦和レッズから日本代表へ|レッズプレス!!
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浦和レッズから日本代表へ
多角的な視点で浦和レッズに迫るコラムコーナー「REDSPRESS EYES」。今回は河野正記者が、ハビエル・アギーレ日本代表監督の「選手選考のポイント」と合致する浦和レッズの選手を選出する。
坪井慶介、鈴木啓太、田中マルクス闘莉王、田中達也、三都主アレサンドロ、長谷部誠……。
2006年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本代表は1分け2敗の低調ぶりで1次リーグ敗退を喫した。ジーコ監督から指揮権を引き継いだイビチャ・オシム新監督が就任。新生日本の初陣は、8月9日に東京・国立競技場で行われたトリニダード・トバゴ代表との親善試合だった。
浦和レッズからは上記の6人がそろって先発したほか、山岸範宏もベンチ入り。当時横浜F・マリノスに所属し、同じく先発出場した山瀬功治を含めると、浦和に関係する7人が先発メンバーに名を連ねた上、8人が招集されたのだった。
鈴木、闘莉王、山瀬は国際Aマッチ初出場。オシム監督はJリーグのジェフユナイテッド千葉で指揮を執っていただけに、国内の選手事情には極めて明るかった。加えて往時の浦和がリーグ随一の戦力を誇ったこと、海外組を呼ばなかったことも大量選出を可能にしたわけだ。浦和から一気に7人も選ばれたのは、1993年のJリーグ開幕以来初めての出来事である。試合も三都主の2得点で2−0と快勝した。
10年のW杯南アフリカ大会直後の親善試合が、9月4日のパラグアイ代表戦。このとき浦和から代表入りしたのはフル出場した細貝萌しかおらず、4年前とは事情が一変していた。
パラグアイ代表戦と3日後のグアテマラ代表との親善試合は、日本サッカー協会の原博実技術委員長が監督代行を務め、アルベルト・ザッケローニ新監督が初めてタクトを振ったのが、10月8日に埼玉スタジアムで開催されたアルゼンチン代表戦だ。浦和からの選出はやはり細貝だけだった。
参考までに、その後、浦和に加入する西川周作、槙野智章、関口訓充が招集され、再加入する阿部勇樹もベンチ入りした。
今回のW杯ブラジル大会では、2大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。4年後のW杯ロシア大会出場を最大目標に掲げ、メキシコ人のハビエル・アギーレ監督が日本のかじ取りをすることになった。9月5日、ウルグアイ代表との親善試合が初さい配となるが、果たして浦和からは誰に声が掛かるのだろうか。浦和への思い入れたっぷりに、思いっ切り浦和視線でメンバーを描いてみる−。
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