レッズ！！ハローワーク「お仕事紹介」出前って、どんなお仕事？
《寺田屋 寺島利男さん》
大原サッカー場からほど近い「手打そば」寺田屋。ここは浦和レッズの選手・スタッフが、ひいきにしている店の1つ。「毎度どうも。寺田屋です」の声がクラブハウスに響けば「待っていました」とばかりに選手たちが割りばし片手に一気に胃袋に収めていく。寺田屋はチーム、クラブを食で支える大事なパートナーなのである。今回は2代目店主の寺島利男さんにお話をうかがった。
《寺田屋の沿革》
40年前、先代にあたる私の父がお店を開きました。私が引き継いだのは、お店をリニューアルした3年前からです。寺田屋という屋号ですが、あるお寺で店の屋号を相談する中、先代が埼玉県戸田市出身なこともあって、名字の寺島の「寺」と出身地の戸田市の「田」を取って、寺田屋としました。
お店には福田（正博）さんや岡野（雅行）さん、（田中マルクス）闘莉王さんなど、選手のみなさんが食べに来てくれました。これまで出前をしたことはなかったんですが、お店に来ていただくたびに選手から「出前をやってよ」とお願いされているうちに、3年くらい前から出前をやり始めました。まぁ、選手たちから口説かれたっていう感じですかね（笑）。
《寺田屋の一日》
朝8時くらいには店に出て、そば打ちを2時間くらいやりながら、仕込みをしてからお店を開けます。チームの午前練習が終わるころに注文を頂きます。選手もマッサージや自主トレなどもありますし、選手だけでなくトップチームスタッフやユースのスタッフのかたも注文していただけるので、時間は多少、バラバラですが、お店と大原のあいだを1日5往復くらいします。それが終わると一度、お店を閉めて、休憩を頂いてから、今度は夕方にお店を明けます。お店を閉めるのが夜9時ですから、全て終わるのが10時くらいですね。
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