2013年リーグ最終節・セレッソ大阪戦。2−5の惨敗。リーグ順位6位と失意の幕切れとなったが、埼玉スタジアムにはサポーターであることの幸せが感じられる空気があった。退団セレモニーが終えた山田暢久が場内を1周。20年戦い続けた山田暢へのありがとうの声。お疲れさまの声が飛び交う。埼スタに乗り込む相手選手にとって、これだけ怖く、殺伐とした場所がなんとも暖かく、心地の良い場所になり、もうひとつの顔を見せる。年に一度か二度しか見られない光景だが、これもまた埼玉スタジアムらしい光景である。・・・・・・