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REDSPRESS EYES|ビックマウスと呼ばれても 〜エスクデロセルヒオの1年半〜|レッズプレス!!
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ビックマウスと呼ばれても 〜エスクデロセルヒオの1年半〜
胸に秘めた目標に向かって、どこまでもまっすぐで、ひたむきな人柄は1年半たった今でも変わることはなかった。いや、その思いはより磨きがかかり、その先が見える位置にまでたどり着いた。
12月6日(金)、姿を現したエスクデロセルヒオに懐かしさというより、驚きの方が強かった。「今回、日本へ船で来たんですよ」と言いながら、コートを脱ぎ、白いワイシャツになると、ぎゅっと引き締まり、たくましくなった上半身が現れた。
浦和レッズ時代、ゴールを決めた際、おなかでボールを押し込んだなどと揶揄(やゆ)されたが、その姿はもうない。と同時に現在所属するKリーグ・FCソウルのトレーニングが、いかに厳しいかも容易に想像できた。聞けば、1日3回のトレーニングもあり、加えて、朝晩の自主トレを行うのだから引き締まらないわけはない。ただ、あのあどけないニコッとした笑顔はより愛嬌(あいきょう)が増していた。
幼い頃から浦和駒場スタジアムでプレーを見続け、浦和への愛情を口にし続けたエスクデロがFCソウルへ半年間の期限付き移籍したのが2012年7月。あまりにも突然の移籍だった。というのも、ある日を境に、突然全体練習に姿を見せず、大原から姿を消してしまったからだ。クラブのどういった配慮なのか、今となっては分からないが、移籍に関して何も聞けないまま、エスクデロは浦和をあとにした。
そこで移籍の経緯を聞くこととした。・・・・・・
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