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REDSPRESS EYES|スチュワード〜もてなし心〜|レッズプレス!!

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スチュワード〜もてなし心〜

Jのスタジアムには、ホームチームをボランティア活動でサポートをする人たちがいる。浦和レッズの場合には、レッドダイヤモンズ後援会が中心となり「スチュワード」という呼称で試合運営をサポートしている。いわばサポーターによるサポート活動なのだ。


◆スチュワードの活動

「スチュワード」という言葉を辞書でひもとくと、飛行機などの客室係や管財人、イベントなどの幹事、世話役という意味に突き当たる。レッドダイヤモンズ後援会では、あえてボランティアと言わず、「スチュワード」と呼んでいる。

「海外のクラブでは、大体この呼び名です。欧州の歴史あるクラブを参考にしています」と笑顔で話してくれたのは、後援会で運営委員長を務める名倉徹さんだ。「スチュワード」に応募してくる多くの人は、浦和というチームが好きで、「いろいろな形でチームを支えるサポーターになりたい」。自分にできる何かしらのプラスアルファの手伝いがしたいという理由が大半を占める。

13年現在で、下は21歳から上は81歳、合計164人の老若男女が「スチュワード」に登録している。この中から毎試合およそ50人のメンバーがボランティアで試合運営の補助を行っている。

その主な活動内容の一部を紹介すると「チケット案内、座席案内」、「インフォメーションブースにおける案内や迷子、忘れ物、ベビーカーの預かり」、「車いす観戦者の誘導」、「後援会やクラブ主催イベントの運営補助」と多岐にわたっている。

スタジアムに一度でも足を運んだことがある人なら、きっとその姿を目にしているはずだ。濃緑のベストや黄色のベストを着用し、試合運営がスムーズに進行するよう会場のあちらこちらで、来場者の目となり、時には耳となり活動を行っているのだ。

10月5日(土)の「さいたまダービー」において取材を進める中、実際に「スチュワード」に登録し、活動をしている人たちに話を聞くことができたので、その声を紹介したい。

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