堀孝史というと、浦和の観戦を始めてここ数年の人々には、成績不振で解任されたゼリコ・ペトロヴィッチ監督の後を受け、2001年秋の火急の事態にユースの監督からトップチームを率い、辛うじて15位でJ1残留を果たした立役者の1人。昨季からはミハイロ・ペトロヴィッチ監督の補佐役として、大原サッカー場では若手とコミュニケーションを取っている人、という認識ではないだろうか。
これがオールドファンとなると、攻撃も守備も如才なくこなす万能型の選手で、クラブの創設メンバーにも名を連ねたJリーグ黎明(れいめい)期からプレーしているいぶし銀ということになる。
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