「スタジアムで楽しい時間を過ごすにはどうすればいいか？」
各クラブが試行錯誤し、頭を悩ませていることだ。その中、浦和レッズは今年から新たな試みを行っている。それはモバサカ（サッカー）、モバプロ（プロ野球）、モバダビ（競馬）などのソーシャルゲームを提供する株式会社mobcast（モブキャスト）とタッグを組み、行っているものだ。
埼玉スタジアムで観戦している方なら、ご存じだろう。選手交代の際、大型ヴィジョンに選手の顔写真とともに、その選手がどのエリアを走ったかを示す分布図。また、ハーフタイムや試合終了直後には、どの選手がどのくらい長い距離を走ったのか、瞬間的にどのくらい速く走ったか、そのベスト3の選手が発表される。「お〜」と驚いたり、「そうだよな」と納得したり。ファン・サポーターの反応はさまざま。われわれ伝える側も参考にすることが多い。こうしたスタジアムでのデータ表示、実は日本で初めての試みである。
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